【28卒】就活で使う敬語の使い方と間違い一覧|NG表現と正しい言い換え

就活では面接・電話・メールのあらゆる場面で敬語が求められます。しかし、日常会話で無意識に使っているフレーズが実は間違いだったというケースは非常に多く、リクナビの調査では採用担当者の71%が「就活生の敬語ミスが気になった経験がある」と回答しています。よくある敬語の間違いを一覧で把握し、正しい表現に変えることで選考での印象を大幅に向上させましょう。

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就活でよくある敬語の間違い一覧

カテゴリ1:二重敬語(最も多いミス)

二重敬語とは、一つの表現に敬語の要素が二重に入ってしまうミスです。

NG表現 問題点 正しい表現
おっしゃられました 「おっしゃる」(尊敬語)+「られる」(尊敬の助動詞)で二重 おっしゃいました
拝見させていただきます 「拝見」(謙譲語)+「させていただく」(謙譲表現)で二重 拝見いたします
ご担当者様 「ご〜」(接頭語)+「様」で二重敬語 担当者様 または ご担当の方
お伺いさせていただきます 「伺う」(謙譲語)+「させていただく」で二重 伺います
ご覧になられましたか 「ご覧になる」(尊敬語)+「られる」で二重 ご覧になりましたか

カテゴリ2:謙譲語を相手に使うミス

謙譲語は自分の行動をへりくだる表現で、相手の行動には使えません。

NG表現 問題点 正しい表現
先生が申されました 「申す」は謙譲語(自分が言う時に使う) 先生がおっしゃいました
部長が参ります 「参る」は謙譲語(自分が行く時に使う) 部長がいらっしゃいます
先日ご拝読いただけましたか 「拝読」は謙譲語(自分が読む時に使う) 先日お読みいただけましたか

カテゴリ3:日常会話の癖が出るNG表現

NG表現 問題点 正しい表現
なるほどです 「なるほど」に「です」をつけた和製敬語 おっしゃる通りです・承知いたしました
○○になります 断定を避ける意識が過剰に。同一物に使うのは誤用 ○○でございます
よろしかったでしょうか 過去形の使い方が不自然(バイト敬語) よろしいでしょうか
ご苦労様です 目上の人に使うと失礼 お疲れ様でございます
了解しました 同等・目下の人への表現 承知いたしました・かしこまりました

カテゴリ4:「させていただく」の乱用

「させていただく」は相手の許可を得て行動する場合の表現です。許可不要な場面での乱用は不自然に聞こえます。

不自然な使い方 正しい表現
「〇〇させていただきました」(会ったことがない相手) 〇〇いたしました
「確認させていただきます」(自分の作業として確認する場合) 確認いたします
「お電話させていただきます」(電話することに許可は不要) お電話いたします

場面別:よくある敬語の誤用と正しい例文3パターン

パターン1:面接でよくある敬語の誤用

❌ 「御社に伺わせていただきたいと思っています」
✅ 「貴社に伺いたいと思っております」

❌ 「面接官の方が申していたように〜」
✅ 「面接官の方がおっしゃっていたように〜」

❌ 「先ほど拝見させていただいた資料で〜」
✅ 「先ほど拝見した資料で〜」

パターン2:電話でよくある敬語の誤用

❌ 「なるほどですね、○月○日でよろしかったでしょうか」
✅ 「承知いたしました、○月○日でよろしいでしょうか」

❌ 「△△様はご不在になりますか?」
✅ 「△△様はただいまご不在でいらっしゃいますか?」

❌ 「了解しました、それでは後ほど」
✅ 「承知いたしました、それでは後ほど」

パターン3:メールでよくある敬語の誤用

❌ 「おっしゃられた通りの日程で伺わせていただきます」
✅ 「おっしゃった通りの日程で伺います」

❌ 「添付ファイルをご確認いただけましたでしょうか」
✅ 「添付ファイルをご確認いただけましたか」(「〜でしょうか」は一重で十分)

❌ 「資料を拝受いたしてください」
✅ 「資料をお受け取りください」

就活でよく使う正しい敬語フレーズ10選

  1. 承知いたしました:「了解しました」の正しいビジネス表現
  2. おっしゃる通りです:「なるほどです」の代わりに使う
  3. お伺いします:「訪問させていただきます」をシンプルに
  4. 拝見いたしました:資料・メールを見た時の謙譲表現
  5. ご確認ください:相手に確認をお願いする時
  6. 何卒よろしくお願いいたします:メール・電話の締めの定番表現
  7. 恐れ入りますが:お願いや聞き返しをする前の前置き
  8. いかがでしょうか:相手の意向を確認する時
  9. 失礼いたします:電話を切る時・退席する時の挨拶
  10. ご迷惑をおかけいたしました:謝罪の基本表現

敬語の正確な使い方を学ぶリソース

敬語の正しい使い方を体系的に学ぶには、マイナビのメールマナーガイドが28卒向けに分かりやすくまとめられています。また、文化庁が公開している「敬語の指針」も参考になります。

💡 ポイントまとめ

💡 「了解しました」→「承知いたしました」:「了解」は同等・目下の人への言葉なので上位者には使わない

💡 「なるほどです」→「おっしゃる通りです」:和製敬語を避け、本来の敬語を使う

💡 「おっしゃられました」→「おっしゃいました」:二重敬語に最も注意する

💡 「拝見させていただきます」→「拝見いたします」:謙譲語に「させていただく」は不要

💡 「よろしかったでしょうか」→「よろしいでしょうか」:現在形を使う

よくある質問(FAQ)

Q1. バイト敬語が染みついていて直せません。どうすれば?

A. まず「なるほどです」「よろしかったでしょうか」「○○になります」の3つを意識的に使わないようにすることから始めましょう。代わりに「承知いたしました」「よろしいでしょうか」「〇〇でございます」を繰り返し使って慣れることが大切です。

Q2. 「御社」と「貴社」の使い分けを教えてください。

A. 「御社(おんしゃ)」は話し言葉(面接・電話)で使い、「貴社(きしゃ)」は書き言葉(メール・ES)で使います。面接でうっかり「貴社」と言っても大きな問題にはなりませんが、使い分けを意識しておくと印象が上がります。

Q3. 「ご連絡させていただきます」は間違いですか?

A. 「ご連絡いたします」の方が正しいですが、「ご連絡させていただきます」も現代のビジネスシーンでは広く許容されています。就活では「ご連絡いたします」を使う方が無難です。

Q4. 敬語の間違いは選考に影響しますか?

A. 致命的なミス(例:「ご苦労様です」を使う)は印象を大きく下げることがあります。ただし、完璧な敬語よりも、誠実さや内容の充実度が優先されることが多いです。基本的なNG表現を避ける意識を持つことが最重要です。

Q5. 敬語の練習はどうすれば効果的ですか?

A. OB・OG訪問やキャリアセンターの模擬面接を活用しましょう。実際に目上の人と話す経験を積むことが最も効果的な練習方法です。MatcherでOB・OG訪問の機会を探すのもおすすめです。

まとめ

就活での敬語ミスは「バイト敬語の持ち込み」「二重敬語」「謙譲語と尊敬語の混用」の3パターンに集約されます。今回紹介したNG表現と正しい言い換えを繰り返し確認し、日常会話でも意識的に使うことで、就活の場でも自然に正しい敬語が使えるようになります。

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