OB訪問の日程調整メール、何をどう書けばいい?

OB訪問の依頼メールが承諾されたら、次は「日程調整メール」を送ります。この日程調整メールの書き方が悪いと、印象が下がったり、調整に時間がかかってしまったりします。

日程調整メールには「相手の時間を大切にする意識」が最も重要です。本記事では、OB訪問の日程調整メールの書き方・例文・よくある失敗例を28卒向けに詳しく解説します。

💡 ポイント: 日程調整メールは「承諾の返信を受け取った当日中」に送ることが理想。翌日以降に送ると「やる気がない」と思われかねません。

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日程調整メールに含めるべき5つの要素

要素 内容
①承諾のお礼 「ご承諾いただきありがとうございます」
②候補日時(3〜5パターン) 具体的な日付・時間帯を複数提示
③所要時間の確認 「30〜45分程度でいかがでしょうか」
④形式の確認または提案 「オンライン(Zoom)でも対面でも構いません」
⑤相手優先の一言 「ご都合に合わせますのでお気軽にお申し付けください」

日程調整メール例文3パターン

パターン1:オンライン希望の標準的な日程調整

件名:Re: OB訪問承諾のお礼と日程のご相談(○○大学 田中太郎)

○○様

ご多忙の中ご承諾いただきありがとうございます。
○○大学3年の田中太郎です。

早速ですが、以下の日程から
ご都合のよい日時をお選びいただけますでしょうか。

候補日時(いずれも30〜45分程度を想定しています)
①○月○日(○)13:00〜15:00の間
②○月○日(○)10:00〜12:00の間
③○月○日(○)18:00〜20:00の間
④○月○日(○)14:00〜17:00の間

オンライン(ZoomまたはGoogle Meet)でのご面談を希望しておりますが、
対面の方がご都合よければそちらでも構いません。

上記のいずれも難しければ、○○様のご都合に合わせますので、
ご都合のよい日程をお教えいただけますでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。
田中太郎(○○大学○学部3年)

パターン2:対面を希望する場合

件名:Re: OB訪問のご承諾ありがとうございます(日程のご相談)

○○様

ご承諾いただき誠にありがとうございます。
○○大学3年の鈴木花子です。

日程についてご相談させてください。
以下の日程はいかがでしょうか。

①○月○日(月)12:00〜13:30
②○月○日(水)17:30〜19:00
③○月○日(金)11:00〜12:30

場所は○○様のご勤務先の近くで
ご指定いただけますと幸いです。
カフェ等をご指定いただければ伺います。

上記がご不都合であれば、
○○様のご都合を教えていただければ合わせます。
よろしくお願いいたします。
鈴木花子(○○大学○学部3年)

パターン3:相手の都合に完全に委ねる場合

件名:Re: OB訪問のご承諾ありがとうございます(日程のご提案をお願いします)

○○様

ご承諾いただき誠にありがとうございます。
○○大学3年の山田一郎です。

私は基本的に○月○日〜○月○日の平日・土日、
いずれも対応可能です。

○○様のご都合のよい日時をいくつかお教えいただければ、
そちらに合わせてスケジュールを調整いたします。

ご多忙の中、ご面倒をおかけしますが
どうぞよろしくお願いいたします。
山田一郎(○○大学○学部3年)

💡 ポイント: 候補日を3〜5つ提示する方が、相手が選びやすくなります。1つだけだと「その日が無理だった場合」にまた往復が必要になります。

日程調整メールの書き方でよくある失敗例

失敗パターン 問題点 改善策
候補日が1つだけ 選択肢が少なく迷惑 3〜5つ提示する
「いつでも大丈夫です」だけ 相手に全部決めさせてしまう 期間と時間帯の幅を示す
返信が遅い(3日以上) 熱意がないと思われる 当日〜翌日中に返信
件名に「Re:」をつけない 会話の流れが見えにくくなる 「Re:」で返信する
所要時間を書かない 相手が予定を組みにくい 「30〜45分程度」と明記

返信が来ない場合のフォローアップ

1週間以上返信がない場合は、1回だけフォローアップのメールを送りましょう。

件名:先日のOB訪問申し込みのご確認(○○大学 田中太郎)

○○様

お世話になっております。
先日OB訪問の日程をご提案した○○大学3年の田中太郎です。

ご多忙の中恐縮ですが、先日のメールをご確認いただけていますでしょうか。
もしご都合が難しい状況であれば、また改めてお願いに伺いたいと思います。

お時間のある際にご確認いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

リスケ(日程変更)が必要になった場合

やむを得ない理由で日程変更が必要になった場合は、できるだけ早く連絡しましょう。

件名:OB訪問日程変更のお願い(○○大学 田中太郎)

○○様

大変申し訳ありません。
○月○日にお約束いただいておりましたが、
(理由)のため、やむを得ず日程変更をお願いしなければならない状況となりました。

大変恐縮ですが、以下の日程でご都合はいかがでしょうか。
①○月○日(○)〜
②○月○日(○)〜

ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いいたします。

よくある質問

Q1. 候補日は何日分くらい提示すればいいですか?

3〜5日分が理想です。少なすぎると相手が選びにくく、多すぎると「全部確認するのが大変」と思われます。

Q2. 平日と土日、どちらを優先して提示すればいいですか?

相手が社会人であれば平日(特に昼休み・業務終了後)を優先しましょう。「土日も可能です」と添えておくと選択肢が広がります。

Q3. Zoomリンクは自分で発行すべきですか?

「Zoomでのご面談を希望しています」と伝え、「ミーティングリンクはこちらで発行しましょうか?」と確認するのが丁寧です。相手が発行してくれる場合もあります。

Q4. 日程調整に何往復もかかってしまう場合はどうすればいいですか?

Calendlyなどのスケジュール調整ツールのURLを提供する方法もあります。ただし社会人によってはそのようなツールに不慣れな方もいるため、柔軟に対応しましょう。

Q5. 大学の授業と被った場合、どちらを優先すべきですか?

OB訪問は就活の重要な機会です。授業を一コマ休む必要がある場合でも、OB訪問を優先することを検討しましょう(単位・成績への影響は各自判断してください)。

参考記事・おすすめサービス

28卒が今すぐできるOB訪問アクションプラン

OB訪問を効果的に進めるためのステップ別アクションプランをまとめました。

ステップ1(今週中):OB訪問の目的を整理する

「この訪問で何を解決したいか」をA4用紙1枚に書き出しましょう。

  • 志望動機の深掘りをしたいのか
  • 仕事内容の実態を確認したいのか
  • 選考対策(ESや面接練習)のフィードバックが欲しいのか
  • 社風や企業文化を確認したいのか

目的が明確になれば、どんなOBに話を聞くべきかも自然と決まります。

ステップ2(来週中):OBリストを作成する

以下の方法で訪問候補のOBリストを作成しましょう。

方法 特徴
Matcher 幅広い業界・企業のOBにアクセスできる
ビズリーチ・キャンパス 同じ大学のOBを探しやすい
大学キャリアセンター 大学公認のOBリストを活用
LinkedIn 外資系・グローバル企業に強い
説明会・インターン 直接つながりを作れる

ステップ3(2週間以内):OB訪問の依頼メールを送る

5〜10人に同時にメッセージを送りましょう。承諾率は40〜60%を想定し、複数の返事を目標にします。

ステップ4(訪問後):情報を整理してESや面接に活かす

OB訪問後48時間以内に、得た情報を以下の観点で整理しましょう。

□ 志望動機に追加できる情報はあったか
□ 面接での逆質問に使えるネタはあったか
□ ESに引用できる具体的なエピソードはあったか
□ 業界・企業の理解が深まった点はどこか

💡 ポイント: OB訪問の情報は「使ってナンボ」です。訪問しただけで満足せず、必ずESや面接の準備に反映させましょう。

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OB訪問と並行して使いたい就活ツール・サービス

企業研究に使うツール

  • マイナビ就活:業界・企業の基本情報収集
  • リクナビ:エントリー・説明会管理
  • OpenWork:社員のリアルな口コミ
  • 四季報オンライン:定量データで企業を比較

OB訪問に使うサービス

  • Matcher:最大規模のOB訪問マッチングアプリ
  • ビズリーチ・キャンパス:大学連携型で信頼性が高い
  • doda campus:キャリア相談機能も充実
  • LinkedIn:外資系・グローバル企業向け

ES・面接対策に使うツール

  • ワンキャリア:内定者ESの実例を確認
  • 就活会議:OB体験談・企業口コミを参照
  • マイナビ就活 面接対策:面接の準備を体系的に

OB訪問はあくまで就活の一つのピースです。企業研究・ES作成・面接対策と組み合わせて、総合的な就活力を高めていきましょう。

OB訪問に関するよくある疑問をさらに深掘り

「OB訪問は必要?」という疑問への最終的な答え

結論から言えば、OB訪問は「やらなくていい理由がない」行動です。特に28卒の就活は競争が激しく、同じ業界・同じ企業を志望する学生が増える中で差別化が求められます。

OB訪問をした学生と、していない学生の差は主に以下の3点に現れます。

  1. 志望動機の説得力:「社員の方から伺った話」という一次情報があるかどうか
  2. 逆質問の深さ:「OB訪問で気になったこと」を起点に深掘りできるか
  3. 企業理解の立体感:表向きの情報だけでなく「本音の情報」を持っているか

就活スケジュールの中でOB訪問をいつやるか

28卒の場合、OB訪問を始めるベストタイミングは**3年生の6〜7月(インターン解禁前後)**です。

時期 OB訪問の目的
3年6〜9月 業界絞り込み・業界理解の深化
3年10〜12月 志望企業の絞り込み・企業文化の把握
3年1〜2月 第一志望の深掘り・面接準備
3年3月〜 選考直前の最終確認・逆質問の磨き上げ

早く始めるほど多くのOBに訪問でき、情報量が増えます。

💡 ポイント: OB訪問は「就活解禁後(3月)」を待つ必要はありません。インターン時期から始めることで、就活本番に向けた強固な企業理解が積み上がります。

OB訪問の情報管理術

複数のOBに訪問すると、情報が混在して整理が難しくなります。以下の方法で管理しましょう。

推奨管理方法(スプレッドシート

| OB名 | 企業名 | 部署 | 訪問日 | 主な話題 | 面接で使えるポイント | お礼送付 |

このような一覧表を作ることで、複数のOB訪問の情報を比較・参照しやすくなります。

OB訪問を「キャリア資産」として長期に活かす

OB訪問は就活のためだけでなく、入社後のキャリア形成にも役立ちます。

  • 入社後の上司・先輩との良好な関係:OB訪問でお世話になった社員が同僚になることがあります
  • 業界ネットワークの形成:Matcherで知り合ったOBが別の企業のキーパーソンになることも
  • 転職市場での情報収集:数年後の転職を検討する際、以前OB訪問した社員に再連絡できます

OB訪問で築いた関係は、就活を超えた長期的な資産になります。

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参考になる統計データ(2024年度版)

データ 数値
OB訪問を3回以上した学生の内定率 78%(Matcher調べ)
OB訪問を1回もしなかった学生の内定率 52%(同)
内定者がOB訪問で最も役に立ったと答えた情報 「入社の決め手」「職場の雰囲気」
OB訪問後にお礼メールを送った学生の割合 67%
採用担当者がOB訪問の実績を評価すると回答した割合 73%(コンサル・商社)

これらのデータは、OB訪問が単なる「就活の慣習」ではなく、内定率に直結する具体的な行動であることを示しています。

まとめ:今日からできるOB訪問の第一歩

OB訪問を始めるために今日できることは以下の3つです。

  1. Matcherに登録する(無料・5分で完了)
  2. 志望企業のOBを3人リストアップする
  3. 依頼メッセージの草案を書く

最初の一歩を踏み出すことが、OB訪問成功の最大のカギです。