【初めてのOB訪問】やり方・流れを完全解説!当日の準備から後日フォローまで【28卒】
「OB訪問って何から始めればいいの?」「アポの取り方が分からなくて一歩が踏み出せない」——就活生の約60%が「OB訪問をしたかったのにできなかった」と後悔しているという調査結果があります(マイナビ就活 2024年調査)。
初めてのOB訪問を成功させるには、「アポ取り→準備→当日→フォロー」の全工程を理解することが重要です。28卒の就活生に向けて、OB訪問の完全マニュアルをお届けします。
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OB訪問とは?就活での位置づけ
OB訪問の目的
OB訪問(OB・OG訪問)とは、志望する企業や業界に勤める先輩社会人と直接面談し、現場の生きた情報を収集する就活活動のことです。主な目的は3つです。
- 企業研究の深化:Webや説明会では得られないリアルな職場情報
- 志望動機の強化:現場の言葉を使った具体的な志望動機の材料
- 選考対策:面接でよく聞かれる質問への事前対策
OB訪問は選考に影響するか?
企業規模や業界によって異なりますが、特に中小企業・ベンチャー・一部の伝統的大手では、OB訪問の記録が採用担当にフィードバックされることがあります。本命企業へのOB訪問は、情報収集と同時に「志望度のアピール」の場にもなります。
💡 ポイント: この段階での丁寧な準備が、訪問の質を大きく左右します。事前に情報を整理してから臨みましょう。
STEP1:OBの探し方(アポ取り前)
探し方①:大学のキャリアセンター
多くの大学では「OB・OG名簿」をキャリアセンターで管理しています。同大学出身者に絞って探せるため、初めてのOB訪問に最適です。
探し方②:OB訪問マッチングアプリ(Matcher等)
Matcherは就活生向けのOB訪問マッチングサービスです。業界・職種・大学で絞り込めるため、効率的にターゲットOBを見つけられます。
探し方③:SNS(LinkedIn・Twitter)
LinkedInは社会人の名刺帳。志望企業の社員を検索し、プロフィールを確認した上でメッセージを送ることができます。
探し方④:企業の採用ページ・説明会
インターン・説明会で知り合った社員に「OB訪問をお願いできますか?」と直接依頼するのが最も承諾率が高い方法です。
💡 ポイント: 初めてのOB訪問は「断られにくい相手」から始めましょう。同じ大学出身・同じ学部出身のOBは断りにくいため、キャリアセンターのOB名簿からスタートするのがおすすめです。
STEP2:依頼メールの書き方
OB訪問依頼メールには、以下の5要素が必要です。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| 自己紹介 | 大学・学部・氏名・学年 |
| きっかけ | なぜその人に連絡したか |
| 目的 | OB訪問で何を聞きたいか |
| 日程の候補 | 3〜5候補を提示 |
| 形式の提案 | 対面 or オンライン(Zoom等) |
依頼メールのテンプレート
件名:OB訪問のご依頼(○○大学 ○○)
○○株式会社 ○○部
○○様
突然のご連絡失礼いたします。
○○大学○○学部3年(28卒予定)の○○と申します。
現在就職活動を行っており、○○社(特に○○職)に強い関心を持っております。
○○さんが○○プロジェクトに携わっていらっしゃることを知り、
現場のリアルなお話をぜひ伺いたく、ご連絡いたしました。
もしよろしければ、30〜45分程度お時間をいただけますでしょうか。
下記の日程のうち、ご都合のよろしい日時をお知らせいただければ幸いです。
【候補日程】
・○月○日(○)午後14:00〜
・○月○日(○)午後16:00〜
・○月○日(○)午前11:00〜
対面・オンライン(Zoom等)いずれでも対応可能です。
ご多忙の中恐縮ですが、ご検討いただけますと大変嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
○○大学○○学部○年
○○(氏名)
メール:xxxx@xxx.ac.jp
電話:090-xxxx-xxxx
STEP3:当日の準備チェックリスト
前日までに準備すること
- 企業研究(IR・ニュースリリース・採用ページの確認)
- OBの経歴調査(SNS・プロフィール確認)
- 質問リスト作成(最低10問)
- 自己紹介(60秒・30秒バージョン)練習
- 服装確認(清潔感のある服装・スーツ推奨)
- 持ち物確認(メモ帳・筆記用具・名刺があれば)
当日の持ち物
- メモ帳と筆記用具(スマホメモよりノートが印象が良い)
- 質問リスト(A4一枚に印刷)
- 自己紹介シート(あれば)
- お礼の菓子折り(必須ではないが、対面訪問では喜ばれる場合も)
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STEP4:当日の流れと時間配分
標準的な45分の流れ
0〜5分:挨拶・自己紹介・アイスブレイク
5〜20分:OBの仕事・キャリアについての質問(業務内容・やりがい)
20〜35分:会社・業界についての深掘り質問
35〜42分:就活・選考に関する質問(本音を引き出す)
42〜45分:感謝・クロージング(「最後に何かアドバイスを」)
時間管理のポイント
- 会話が盛り上がっても約束の時間に終わらせる(「そろそろお時間ですが」)
- 最後の5分でクロージング質問を入れる
- 「もし可能であれば、また相談させていただけますか」と次回につなぐ
💡 ポイント: 時間を守ることは最大のマナーです。「○時までに終わらせます」と最初に宣言してから始めると、OBも安心して話してくれます。
STEP5:訪問後のお礼(当日中が鉄則)
当日中(遅くとも翌朝まで)にお礼メールを送ります。
お礼メールのテンプレート
件名:本日はありがとうございました(○○大学 ○○)
○○様
本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。
特に「○○についてのお話」は、私がなんとなく持っていた業界イメージを大きく覆すものでした。
○○という視点から業務を見ることの重要性を実感し、
今後の志望動機づくりと選考準備に活かしたいと思います。
また機会があれば、ぜひご相談させていただけますと幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
○○大学○○学部
○○(氏名)
コピペOK例文 3パターン(場面別)
パターンA:訪問依頼初回メール(基本形)
件名:OB訪問のご依頼(○○大学 ○○)
○○様、初めてご連絡します。○○大学(28卒)の○○です。
貴社の○○職に関心があり、現場のお話を伺いたくご連絡しました。
30〜45分、ご都合のよい日時をご教示いただけますと幸いです。
パターンB:当日の冒頭挨拶
「本日はお時間をいただきありがとうございます。
○○大学の○○と申します。
本日は特に○○について詳しくお伺いしたいと思っています。
○時頃には終わらせますので、よろしくお願いいたします。」
パターンC:訪問後のお礼メール(簡略版)
件名:本日はありがとうございました
○○様、本日はありがとうございました。
特に「○○」のお話が印象に残り、○○について改めて考えるきっかけをいただきました。
今後ともご指導いただけますと幸いです。○○(氏名)
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よくある質問
Q1. OB訪問は何社くらい行けばいい?
志望度の高い企業には3〜6名のOBに会うのが理想です。同じ企業でも部署・年次が異なるOBに会うことで、多面的な情報が得られます。
Q2. OB訪問を断られた場合はどうすればいい?
断られても落ち込まないでください。社会人は仕事が忙しく、断ること自体があなたへの評価とは無関係なことがほとんどです。別のOBにすぐ申請を出しましょう。
Q3. オンライン(Zoom)でのOB訪問は対面より劣りますか?
情報収集の質は変わりません。ただし「ラポール形成の深さ」「本音が出やすさ」は対面の方が上です。本命企業のOBには可能な限り対面を希望しましょう。
Q4. OB訪問で選考の有利になりますか?
企業によります。一部企業では「OB訪問した学生を優先的に選考に乗せる」運用があります。特に中小・ベンチャー企業ではこの傾向が強いため、積極的にOB訪問を活用しましょう。
Q5. お礼メールの返信が来なかった場合は?
お礼メールへの返信がないことは珍しくありません。社会人は多忙なため、返信がなくても気にせず次に進みましょう。ただし次に接点があった際には「先日はありがとうございました」と改めて感謝を伝えましょう。
まとめ:28卒が今すぐ取るべき行動3選
OB訪問に関する情報を網羅的に解説してきましたが、最終的に重要なのは「今すぐ行動すること」です。以下の3ステップを今日中に始めてください。
行動①:志望企業のOBをリスト化する
まず志望企業・業界の社員を3〜5名リストアップしましょう。Matcher・LinkedIn・大学キャリアセンターの3つのルートを並行して活用します。
| 探し方 | 特徴 | 所要時間 |
|---|---|---|
| Matcher | OB訪問専用・同大学検索可 | 登録10分〜 |
| ビジネスSNS・グローバルOB | 登録30分〜 | |
| キャリアセンター | 大学公認・安心 | 訪問30分〜 |
行動②:OB訪問メッセージを1通送る
リストができたら、まず1通だけメッセージを送ります。完璧でなくていい。まず1通送ることが全ての始まりです。
💡 ポイント: 「完璧な準備ができてから」という考え方が最大の先送りの罠です。60点のメッセージを今日送る方が、来週の100点のメッセージより価値があります。
行動③:訪問後は必ず当日中にお礼を送る
お礼の速さは「社会人への敬意」の表れです。当日中のお礼を習慣にすることで、OBとの継続的な関係が築けます。
💡 ポイント: OB訪問は「1回で終わり」ではありません。内定後の入社判断・入社後のメンター関係まで続く長期的な人的資本の構築として捉えましょう。
OB訪問で必ず得るべき「5つの重要情報」
初めてのOB訪問では、以下の5項目を必ず確認することを目標にしてください。これらが揃えば、ES・面接準備の基盤が完成します。
重要情報①:仕事の「本当の醍醐味」
説明会・採用ページに書かれていない、現場社員だけが知るやりがいを引き出します。「どんな瞬間に仕事の面白さを感じますか?」が最強の質問です。
重要情報②:入社前後の「ギャップ」
「思ったより良かった点」と「思っていたのと違った点」の両方を聞きます。入社後のリアルなイメージ形成に直結します。
重要情報③:若手に求められる「スキル・姿勢」
入社直後から求められることを把握することで、入社前の準備が明確になります。
重要情報④:選考で「何が見られているか」の現場感
採用担当ではなくOBの視点から、「こんな人が受かっている印象」を聞くと、面接準備のヒントになります。
重要情報⑤:「次のステップ」に繋がるアドバイス
「私の状況で次に何をすべきか」を最後に聞くと、OBが個別化されたアドバイスをくれます。
| 重要情報 | 引き出す質問例 |
|---|---|
| 仕事の醍醐味 | 「最も手応えを感じた仕事は?」 |
| 入社前後のギャップ | 「一番驚いたギャップは?」 |
| 求められるスキル | 「若手に最初に求められることは?」 |
| 選考の実態 | 「面接で印象に残った人の特徴は?」 |
| 次のアクション | 「私の状況で次に何をすべきですか?」 |