MatcherはOB訪問の「ハードル」を一気に下げてくれるサービス
OB・OG訪問をしたいけど、「どうやって社員を探せばいいかわからない」「メールの送り方が不安」という就活生にとって、Matcherは強力な味方です。Matcherは2018年にサービスを開始した就活生向けOB訪問マッチングアプリで、2024年時点で登録社会人数は10万人以上、就活生の利用者も急増しています。
本記事では、Matcherの基本的な使い方から、実際にOB訪問を成功させるためのコツ・注意点まで、28卒就活生向けに徹底解説します。
💡 ポイント: Matcherは無料で使えて、登録から最短1日でOB訪問の申し込みが可能。まず登録してみることが最大のコツです。
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Matcherの基本的な使い方(登録〜面談まで)
ステップ1:アカウント作成
MatcherのWebサイト(matcher.jp)またはスマホアプリからアカウントを作成します。大学メールアドレスでの登録が推奨されています。プロフィールには以下の情報を丁寧に入力しましょう。
- 大学名・学部・学年
- 就活の軸・志望業界
- 自己PR(200字程度)
- 趣味・サークル活動など
ステップ2:社会人を検索・探す
Matcherでは以下の条件で社会人を検索できます。
- 企業名(「〇〇商事」「〇〇銀行」など)
- 業界(コンサル・IT・金融など)
- 職種(営業・企画・エンジニアなど)
- 出身大学(OB訪問しやすい)
- テーマ(就活相談・ES添削など)
ステップ3:メッセージを送る
社会人を見つけたら、メッセージを送って訪問申し込みをします。このメッセージの質が承諾率を大きく左右します(後述)。
ステップ4:日程調整・面談
メッセージが承諾されたら、日程を調整して面談を実施します。オンライン(Zoom・Google Meet)でのOB訪問が主流ですが、対面を希望する社会人もいます。
Matcherで断られにくいメッセージの書き方
断られにくいメッセージには共通した構造があります。
- 自己紹介(大学・学年・名前)
- 相手を選んだ理由(具体的に)
- 聞きたいこと(2〜3点、具体的に)
- 所要時間・形式への配慮
- 締めの一言
| 要素 | NG例 | OK例 |
|---|---|---|
| 自己紹介 | 「就活中の大学生です」 | 「○○大学経済学部3年の田中です」 |
| 選んだ理由 | 「御社に興味があります」 | 「○○部門でのご経験に特に関心があり」 |
| 聞きたいこと | 「なんでも教えてください」 | 「①日常業務 ②キャリアパス ③入社理由」 |
| 配慮 | なし | 「30分程度、オンラインで構いません」 |
メッセージ例文3パターン
パターン1:志望度が高い第一志望企業への申し込み
○○様
はじめまして。○○大学経済学部3年の田中太郎と申します。
Matcherでのご登録、ありがとうございます。
貴社の○○事業に強い関心を持っており、
特に○○様が担当されている「〜(部署・業務)」について
ぜひお話を伺いたいと思いメッセージをお送りしました。
伺いたいことは主に以下の3点です。
①入社前後でのギャップについて
②○○部門での日常業務の流れ
③就活時代に大切にされていたこと
30〜45分程度、オンラインで構いません。
ご都合が合えばぜひよろしくお願いいたします。
パターン2:業界研究目的の申し込み
○○様
はじめまして。○○大学法学部3年の鈴木花子と申します。
現在、〜業界への就職を検討しており、業界研究の一環として
Matcherで○○様のプロフィールを拝見し、ご連絡いたしました。
○○様が〜年のご経験をお持ちであることを知り、
特に以下の点についてリアルなお話を伺えたらと思っています。
①〜業界に転職・入社した経緯
②実際の仕事のやりがいと大変さ
③学生時代に学んでおくと役立つこと
時間は30分以内で大丈夫です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
パターン3:ES・面接対策に特化した申し込み
○○様
はじめまして。○○大学3年の山田一郎と申します。
現在、〜業界の就職活動を進めており、ESの添削・面接対策のご経験がある
○○様にぜひアドバイスをいただきたいと思いメッセージしました。
ご質問したい内容は以下です。
①○○業界向けの自己PRのポイント
②面接でよく聞かれた質問と答え方
③ES通過率を上げるために意識したこと
30分程度、日程は○○様のご都合に合わせます。
よろしくお願いいたします。
💡 ポイント: メッセージは「なぜこの人に?」が伝わるかが重要。プロフィールを読んで具体的な関心ポイントに言及すると承諾率が大幅に上がります。
Matcherを使う上での注意点・マナー
日程調整は素早く
OB訪問の承諾をもらったら、できるだけ早く(24時間以内に)日程の候補を提示しましょう。返信が遅いと相手に「本気度が低い」と思われてしまいます。
キャンセルは必ず前日までに
やむを得ない事情でキャンセルする場合は、できるだけ早く・丁寧に連絡しましょう。当日キャンセルは社会人に大きな迷惑をかけますし、Matcherのアカウントの信頼性にも影響します。
お礼メッセージは当日中に
面談終了後は当日中にお礼メッセージを送りましょう。「ありがとうございました」だけでなく、「特に○○という話が参考になりました」という具体的な一言を添えると印象が良くなります。
個人情報の取り扱いに注意
Matcherはサービス上でのやり取りが基本です。LINE・Instagram・個人メールアドレスへの誘導を求める社会人には注意が必要です。
Matcherで成功するコツ5選
コツ1:プロフィールを充実させる
承諾率はプロフィールの充実度に比例します。顔写真・自己PR・志望業界・趣味をしっかり記入しましょう。
コツ2:同じ大学のOBを優先的に狙う
出身大学が同じ社会人は承諾率が高めです。「同じ大学の先輩」という親近感はMatcherでも有効です。
コツ3:朝か昼にメッセージを送る
夜21時以降のメッセージは翌日に埋もれやすくなります。午前中や昼休みに送ると目に留まりやすいです。
コツ4:メッセージは300〜400字にまとめる
長すぎると読む気が失せます。短すぎると誠意が伝わりません。300〜400字が適切なボリュームです。
コツ5:複数人に同時にメッセージを送る
承諾率は100%ではないため、5〜10人に同時にメッセージを送ることをおすすめします。複数の承諾が重なった場合は、日程を調整して対応しましょう。
💡 ポイント: Matcherでは「お気に入り」機能を使って後でメッセージを送りたい社会人をリストアップしておくと、効率的に進められます。
よくある質問
Q1. Matcherは無料で使えますか?
就活生は基本的に無料で利用できます。一部の有料プランもありますが、OB訪問の申し込みや面談自体は無料です。社会人側も基本無料です。
Q2. 承諾されるまでどのくらいかかりますか?
早ければ数時間、通常は2〜5日程度です。返事がない場合は1週間後に別の社会人にアプローチしましょう。
Q3. オンラインと対面、どちらが多いですか?
2023年以降もオンラインが主流です。ただし相手が対面を希望する場合もあるので、メッセージで希望を確認しておきましょう。
Q4. Matcherでの面談は選考に影響しますか?
Matcherでの面談内容が直接選考に影響することは基本的にありません。ただし面談後に社員が採用担当者に「ぜひ会わせたい学生」として紹介するケースはあります。
Q5. 一度に何人にメッセージを送っていいですか?
制限はありません。ただし同一企業の複数社員に同時にメッセージを送る場合は、それぞれ内容を変えて誠意を示しましょう。
参考記事・おすすめサービス
- Matcher OB訪問 — 本記事で紹介したOB訪問マッチングサービス
- ビズリーチ・キャンパス — 大学連携型OB訪問プラットフォーム
- doda campus OB訪問 — キャリア支援機能も充実
- 就活会議 企業研究 — 訪問前の企業研究に活用
- マイナビ就活 面接対策 — OB訪問で得た情報を面接に活かす準備を
28卒が今すぐできるOB訪問アクションプラン
OB訪問を効果的に進めるためのステップ別アクションプランをまとめました。
ステップ1(今週中):OB訪問の目的を整理する
「この訪問で何を解決したいか」をA4用紙1枚に書き出しましょう。
- 志望動機の深掘りをしたいのか
- 仕事内容の実態を確認したいのか
- 選考対策(ESや面接練習)のフィードバックが欲しいのか
- 社風や企業文化を確認したいのか
目的が明確になれば、どんなOBに話を聞くべきかも自然と決まります。
ステップ2(来週中):OBリストを作成する
以下の方法で訪問候補のOBリストを作成しましょう。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| Matcher | 幅広い業界・企業のOBにアクセスできる |
| ビズリーチ・キャンパス | 同じ大学のOBを探しやすい |
| 大学キャリアセンター | 大学公認のOBリストを活用 |
| 外資系・グローバル企業に強い | |
| 説明会・インターン | 直接つながりを作れる |
ステップ3(2週間以内):OB訪問の依頼メールを送る
5〜10人に同時にメッセージを送りましょう。承諾率は40〜60%を想定し、複数の返事を目標にします。
ステップ4(訪問後):情報を整理してESや面接に活かす
OB訪問後48時間以内に、得た情報を以下の観点で整理しましょう。
□ 志望動機に追加できる情報はあったか
□ 面接での逆質問に使えるネタはあったか
□ ESに引用できる具体的なエピソードはあったか
□ 業界・企業の理解が深まった点はどこか
💡 ポイント: OB訪問の情報は「使ってナンボ」です。訪問しただけで満足せず、必ずESや面接の準備に反映させましょう。
📌 無料登録: マイナビ就活でOB訪問を就活スケジュール全体に組み込んで効率よく内定を目指そう
OB訪問と並行して使いたい就活ツール・サービス
企業研究に使うツール
- マイナビ就活:業界・企業の基本情報収集
- リクナビ:エントリー・説明会管理
- OpenWork:社員のリアルな口コミ
- 四季報オンライン:定量データで企業を比較
OB訪問に使うサービス
- Matcher:最大規模のOB訪問マッチングアプリ
- ビズリーチ・キャンパス:大学連携型で信頼性が高い
- doda campus:キャリア相談機能も充実
- LinkedIn:外資系・グローバル企業向け
ES・面接対策に使うツール
- ワンキャリア:内定者ESの実例を確認
- 就活会議:OB体験談・企業口コミを参照
- マイナビ就活 面接対策:面接の準備を体系的に
OB訪問はあくまで就活の一つのピースです。企業研究・ES作成・面接対策と組み合わせて、総合的な就活力を高めていきましょう。