【28卒】就活メールで使う敬語一覧と使い方|間違いやすい表現も解説

就活メールで敬語を間違えると、どんなに内容が良くても「社会人としての基礎がない」と判断されてしまいます。リクルートの調査によると、採用担当者の64%が「メールの文章力で学生の基礎力を判断している」と回答しています。28卒の皆さんが自信を持って就活メールを送れるよう、よく使う敬語の一覧と正しい使い方を徹底解説します。

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敬語の3分類をまず理解する

尊敬語・謙譲語・丁寧語の違い

敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があります。就活メールで最も混乱しやすいのが尊敬語と謙譲語の使い分けです。

敬語の種類 使う場面
尊敬語 相手(企業・担当者)の行動を高める いらっしゃる・おっしゃる・ご覧になる
謙譲語 自分の行動をへりくだって表現する 参る・申す・拝見する・伺う
丁寧語 丁寧に表現する(誰の行動にも使える) ~です・~ます・ございます

重要な原則:

  • 相手がする行動 → 尊敬語を使う
  • 自分がする行動 → 謙譲語を使う

場面別:就活メールで使う敬語フレーズ一覧

書き出し・冒頭の定番フレーズ

場面 正しい表現 NG表現
最初のメール お世話になっております おせわになります
返信メール ご連絡いただきありがとうございます ご連絡ありがとうございます(やや略式)
初めて送る場合 突然のご連絡、失礼いたします いきなりのメール失礼します
自己紹介 ○○大学の山田太郎と申します ○○大学の山田太郎です

依頼・お願いするフレーズ

場面 正しい表現
確認をお願いする ご確認のほど、よろしくお願いいたします
日程調整をお願いする ご都合のよい日時をご教示いただけますでしょうか
資料の送付をお願いする お送りいただけますと幸いです
回答をお願いする ご返答のほど、何卒よろしくお願いいたします

感謝・お礼のフレーズ

場面 正しい表現
メール受信への感謝 ご連絡いただき、誠にありがとうございます
面接へのお礼 本日はお時間をいただき、誠にありがとうございました
選考機会へのお礼 貴重なお時間をいただき、心より感謝申し上げます
資料送付へのお礼 ご送付いただき、ありがとうございます

締め・結びのフレーズ

場面 正しい表現
一般的な締め 何卒よろしくお願いいたします
返信を促す締め ご確認のほど、よろしくお願いいたします
選考への意欲を示す締め 引き続きどうぞよろしくお願いいたします

間違いやすい敬語の例文3パターン

パターン1:尊敬語と謙譲語の混用

❌ 「先日お送りしたメールはご拝読いただけましたか?」
✅ 「先日お送りしたメールはお読みいただけましたか?」

「拝読」は謙譲語(自分が読む時に使う言葉)です。相手に読んでもらう場面では「お読みになる」「ご覧になる」が正しい尊敬語です。

❌ 「担当者の方はいらっしゃいますでしょうか」
✅ 「担当者の方はいらっしゃいますか」 または 「担当者の方はおられますか」

「いらっしゃいますでしょうか」は「いらっしゃいます」と「でしょうか」が重なる二重丁寧語です。

パターン2:二重敬語

❌ 「おっしゃられていました」
✅ 「おっしゃっていました」

「おっしゃる」はすでに尊敬語なので、さらに「られる」を加えると二重敬語になります。

❌ 「ご担当者様」
✅ 「担当者様」または「ご担当の方」

「ご〜様」は二重敬語になります。「様」か「ご」のどちらかで十分です。

パターン3:謙譲語・尊敬語の誤用

❌ 「先生が申されました」
✅ 「先生がおっしゃいました」

「申す」は謙譲語(自分が言う)なので、相手・目上の人の発言には使えません。

❌ 「資料を拝受してください」
✅ 「資料をお受け取りください」

「拝受する」は謙譲語で「自分が受け取る」意味なので、相手に受け取るよう促す場面では誤りです。

就活メールでよく使う動詞の敬語対応表

基本形 尊敬語(相手が〜する) 謙譲語(自分が〜する)
行く いらっしゃる・おいでになる 参る・伺う
来る いらっしゃる・おいでになる 参る・伺う
いる いらっしゃる おる
言う おっしゃる 申す
見る ご覧になる 拝見する
もらう お受け取りになる いただく・頂戴する
読む お読みになる・ご覧になる 拝読する
知る ご存知 存じる
する なさる いたす

💡 ポイントまとめ

💡 相手の行動→尊敬語、自分の行動→謙譲語:この原則を守るだけで大半の誤りを防げる

💡 二重敬語に注意:「おっしゃられる」「拝見させていただく」など尊敬語と謙譲語の重ねは避ける

💡 「させていただく」の多用を避ける:謙虚さを示す言葉だが、多用すると不自然に聞こえる

💡 「ご〜様」は二重敬語:「ご担当者様」ではなく「担当者様」が正しい

💡 定型フレーズを先に覚える:「お世話になっております」「何卒よろしくお願いいたします」など頻出フレーズを定着させる

敬語を正しく使うための実践的アドバイス

送信前の確認チェックリスト

  • 相手の行動に謙譲語を使っていないか
  • 自分の行動に尊敬語を使っていないか
  • 二重敬語になっている箇所がないか
  • 「させていただく」を3回以上使っていないか
  • 同じフレーズを繰り返していないか

就活メールの書き方参考リソース

敬語の使い方をさらに深く学ぶには、マイナビのメールマナーガイドが就活生向けに分かりやすくまとめられています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 「ご確認よろしくお願いします」は正しいですか?

A. 使えますが、「ご確認のほど、よろしくお願いいたします」の方がより丁寧です。「よろしく」だけだと少しカジュアルに聞こえるため、就活メールでは「よろしくお願いいたします」が適切です。

Q2. 「拝見させていただきます」はOKですか?

A. 「拝見」はすでに謙譲語なので、「させていただく」は不要な二重表現です。「拝見いたします」または「拝見します」が正しい使い方です。

Q3. メールの文体は「です・ます」調で統一すべきですか?

A. はい、就活メールは必ず「です・ます」調(丁寧語)で統一してください。「だ・である」調との混在は社会人として不適切です。

Q4. 「ご連絡させていただきます」は正しい敬語ですか?

A. 「連絡する」は自分の行動なので「ご〜」は不要です。「ご連絡いたします」または「連絡いたします」が自然です。「ご〜させていただく」は相手の許可が必要な場面に限定するのが本来の用法です。

Q5. 「お電話させていただきます」は問題ありませんか?

A. 厳密には「電話いたします」が正しいですが、「お電話させていただきます」も現代のビジネスシーンでは広く許容されています。就活メールでは「お電話いたします」または「お電話させていただきます」どちらでも問題ありません。

まとめ

就活メールの敬語は「相手の行動→尊敬語、自分の行動→謙譲語」という基本原則を守り、二重敬語を避けることが最重要です。定型フレーズを事前に覚えておくと、メール作成の速度も上がります。敬語の正確な使い方は社会人になってからも求められるスキルなので、28卒の就活期間を通じてしっかり身につけましょう。

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