OB訪問を嫌がる社員がいる理由と上手に申請を通す対策【28卒必読】

「OB訪問を申請しても全然承諾してもらえない」「断られてばかりでモチベーションが下がる」——就活生がOB訪問で最初に直面する壁が「断られること」です。

実は、社会人がOB訪問を嫌がる(断る)理由の多くは「あなたへの評価」とは無関係です。社会人側の事情・構造的な理由・アプローチの問題が重なって断られているケースがほとんどです。この記事では、OB訪問が断られやすい理由と、承諾率を高める具体的な対策を解説します。

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社会人がOB訪問を嫌がる5つの理由

理由①:単純に多忙(最多理由)

社会人の仕事は残業・出張・急な対応が常態化しており、30〜60分のOB訪問枠を確保することが物理的に難しいケースがほとんどです。

「嫌がっている」のではなく「物理的に時間がない」だけのことが非常に多いです。

理由②:過去に準備不足な就活生に時間を使った経験

「質問が全部ウェブサイトに書いてあることだった」「メモもしなかった」「そもそも業界を理解していなかった」——こうした就活生との訪問経験がある社会人は、次の訪問申請を慎重に選別するようになります。

💡 ポイント: この段階での丁寧な準備が、訪問の質を大きく左右します。事前に情報を整理してから臨みましょう。

理由③:申請メッセージが「コピペ感満載」

「御社に興味があります。お話を聞かせてください」という汎用的なメッセージは、「この就活生は真剣でない」という印象を与えます。

💡 ポイント: この段階での丁寧な準備が、訪問の質を大きく左右します。事前に情報を整理してから臨みましょう。

理由④:選考に影響するかもしれないというプレッシャー

「この訪問が選考に影響する可能性がある」と感じると、社員が余計な責任を感じて断るケースがあります。採用に関わる部署の社員ほど、この傾向が強いです。

理由⑤:業種・時期によるOB訪問文化の差

銀行・商社などの伝統的な業界はOB訪問文化が根付いているため承諾率が高いです。一方、スタートアップ・IT系では「採用はオープンにやってます」というスタンスのため、非公式なOB訪問よりも説明会・採用ページを優先してほしい場合があります。

💡 ポイント: 業界・企業ごとにOB訪問文化の度合いが違います。特に外資コンサル・外資金融はOB訪問より「ケース面接対策」が重視されることが多く、OB訪問の優先度は相対的に低い場合もあります。


OB訪問の承諾率を上げる5つの対策

対策①:メッセージに「なぜあなたか」を入れる

最も効果的な改善策は、申請メッセージの個別性を上げることです。

NG(汎用的すぎるメッセージ)

「御社のマーケティング職に興味があります。ぜひお話を聞かせてください。」

OK(個別性の高いメッセージ)

「○○さんが担当されているSNSマーケティングのプロジェクトについて、
先日の業界カンファレンスの登壇記事を拝見し、
○○という手法への理解をさらに深めたく、ご連絡しました。」

対策②:時間の短さを強調する

「30分程度でも大丈夫です」「オンラインでも構いません」という一文が承諾率を上げます。参加コストを最小化することで、相手が承諾しやすくなります。

対策③:複数の候補日程を提示する

候補が1つだけでは日程が合わなかった場合に再交渉が必要になります。3〜5個の候補を提示することで、相手が都合に合わせて選びやすくなります。

対策④:複数の社員に同時申請する

1人だけに申請して待つのではなく、同じ企業・業界の5〜10人に同時申請します。承諾率が30〜50%であれば、10件申請で3〜5件の承諾が得られます。

対策⑤:インターン・説明会での「直接依頼」を活用する

Matcherなどのプラットフォーム経由より、直接会ってからの依頼は承諾率が格段に高いです。インターン・説明会を積極的に活用し、その場で人間関係を作ってから依頼しましょう。


断られた際の正しい対応と返信例

断られた場合の返信(承諾率を下げない対応)

件名:Re: OB訪問のご依頼について

○○様、ご返信いただきありがとうございます。
ご多忙の中丁寧なご返信をいただき、感謝しております。
またの機会にぜひよろしくお願いいたします。

田中一郎

「引き留め」「再度のお願い」「理由の確認」は絶対にしないことがマナーです。

無視された場合のフォローアップ(1回のみ)

1〜2週間無視された場合、1回だけフォローアップします。それでも返信がなければ諦めることが礼儀です。

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コピペOK例文 3パターン(承諾率を高める申請文)

パターンA:プロフィールを事前調査した感を出す

○○様、はじめまして。○○大学(28卒)の田中一郎です。
○○様が担当されているという○○プロジェクトについて、
社内報の記事で拝読し、非常に興味を持ちご連絡しました。
○○という課題に対して、○○のアプローチを取られた理由をお聞きしたいです。
30分程度のオンライン面談をお願いできますか?

パターンB:コスト最小化を強調した申請

○○様、はじめまして。○○大学の田中です。
15〜20分でも構いません。○○についてだけ伺えれば十分です。
オンライン(Zoom)でも対応可能です。よろしくお願いします。

パターンC:断られた後の丁寧な返信

○○様、ご返信ありがとうございました。
ご多忙の中ご確認いただき感謝しております。
またご縁があればよろしくお願いいたします。田中一郎

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よくある質問

Q1. 断られた理由を聞いてもいいですか?

聞かないことをお勧めします。「なぜ断ったのかを問い詰める」という行為は相手に不快感を与えます。断られた事実だけを受け入れて次に進みましょう。

Q2. 同じ会社で何度も断られる場合、その会社のOB訪問は諦めるべきですか?

必ずしも諦める必要はありませんが、別の切り口を試しましょう。採用担当者に「OB訪問の機会をいただけますか?」と公式ルートで依頼するのも手です。

Q3. プロフィール・メッセージを改善しても承諾率が低い場合は?

志望業界・企業の文化がOB訪問に積極的でない可能性があります。その場合は就活会議・OpenWorkなどの口コミサービスで代替情報を収集することも検討しましょう。

Q4. 断られたOBに、後日再度お願いしてもいい?

最低でも1ヶ月以上の間隔を空け、「状況が変わりましたが、改めてお願いできますか?」という一文で再度申請するのは許容範囲です。1週間以内の再申請はNG。

Q5. OB訪問の承諾率の「平均」はどのくらいですか?

Matcherでは30〜50%、インターン・説明会経由では70〜80%が目安です。承諾率がこれを大幅に下回る場合はメッセージ文の見直しを検討しましょう。


まとめ:28卒が今すぐ取るべき行動3選

OB訪問に関する情報を網羅的に解説してきましたが、最終的に重要なのは「今すぐ行動すること」です。以下の3ステップを今日中に始めてください。

行動①:志望企業のOBをリスト化する

まず志望企業・業界の社員を3〜5名リストアップしましょう。Matcher・LinkedIn・大学キャリアセンターの3つのルートを並行して活用します。

探し方 特徴 所要時間
Matcher OB訪問専用・同大学検索可 登録10分〜
LinkedIn ビジネスSNS・グローバルOB 登録30分〜
キャリアセンター 大学公認・安心 訪問30分〜

行動②:OB訪問メッセージを1通送る

リストができたら、まず1通だけメッセージを送ります。完璧でなくていい。まず1通送ることが全ての始まりです。

💡 ポイント: 「完璧な準備ができてから」という考え方が最大の先送りの罠です。60点のメッセージを今日送る方が、来週の100点のメッセージより価値があります。

行動③:訪問後は必ず当日中にお礼を送る

お礼の速さは「社会人への敬意」の表れです。当日中のお礼を習慣にすることで、OBとの継続的な関係が築けます。

💡 ポイント: OB訪問は「1回で終わり」ではありません。内定後の入社判断・入社後のメンター関係まで続く長期的な人的資本の構築として捉えましょう。

OB訪問の「嫌がる社員」と「積極的に受ける社員」の違い

同じ会社でも、OB訪問を積極的に受ける社員と断る社員がいます。この違いを理解することで、申請対象をより戦略的に選べます。

積極的に受ける社員の特徴

  • 採用担当を兼務している(または採用に関心がある)
  • 後輩を育てることに喜びを感じるタイプ
  • 自分自身がOB訪問に助けられた経験がある
  • 副業・SNS発信など対外的な活動に積極的

断りやすい社員の特徴

  • 現在繁忙期・プロジェクトの締め切り直前
  • 内向的なタイプ(OB訪問対応に苦手意識)
  • 過去に準備不足の就活生に時間を使った経験がある

💡 ポイント: Matcherでプロフィールに「OB訪問歓迎」「就活生のサポートをしたい」と記載している社員は、断る確率が著しく低いです。このシグナルを見逃さないようにしましょう。

申請の「当たり率」を上げる選び方

条件 承諾率への影響
OB訪問歓迎と明記 大幅UP
SNS発信が活発 UP
Matcherへの返信率・評価が高い UP
登録から長期間が経過 DOWN(活動停止の可能性)

Q6. 承諾率を上げるために、申請メッセージを毎回変えるべきですか?

「なぜあなたに会いたいか」の部分は毎回必ずカスタマイズしてください。それ以外の自己紹介部分はテンプレを活用しても問題ありません。重要なのは「コピペ全文」ではなく「個別性のある一文」が入っているかどうかです。この一文があるだけで承諾率は大幅に向上します。

参考・おすすめサービス

  • Matcher — 承諾されやすい環境のOB訪問マッチング
  • 就活会議 — OB訪問なしでも情報収集できる口コミサイト
  • OpenWork — 現役社員の声・企業文化の事前リサーチ
  • マイナビ就活 — 業界研究・企業研究に活用