【28卒】インターンESのガクチカは必要?書き方と例文を完全解説

インターンに応募しようとエントリーシート(ES)を開いたとき、「ガクチカって何を書けばいいんだろう」「そもそもガクチカは必須なの?」と悩む学生は少なくありません。リクルートワークス研究所の調査によると、28卒就活生の約78%がインターン選考でESの提出を求められており、そのうち約65%の企業でガクチカ(学生時代に力を入れたこと)が記載項目として設定されています。ガクチカはインターンESの核心であり、ここで採用担当者の目を引けるかどうかで通過率が大きく変わります。本記事では、インターンESにおけるガクチカの必要性から、実際に使える例文3パターン、よくある失敗とその対策まで徹底解説します。

📌 無料登録: マイナビ就活(就活生の3人に1人が利用)

ガクチカとは何か?インターンESでの位置づけ

ガクチカの定義と企業が見たいポイント

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略で、ESや面接で必ずと言っていいほど問われる設問です。単なる経験談の羅列ではなく、企業は以下の3点をガクチカから読み取ろうとしています。

  • 思考プロセス:課題に対してどう考え、どう行動したか
  • 成長意欲:失敗から何を学んだか
  • 再現性:その経験を仕事にどう活かせるか

インターンの場合は本選考と異なり、まだ社会経験が浅い学生を対象にしているため、「結果の大きさ」よりも「思考と行動の質」を重視する企業が増えています。

インターンESにガクチカは本当に必要か

結論から言えば、ほぼすべてのインターンESでガクチカは必要です。ただし、企業や職種によって求める深度は異なります。

インターン種別 ガクチカの必要度 求められる深度
総合商社・金融・コンサル 必須(高) 300〜500字、具体的成果必要
IT・スタートアップ 必須(中) 200〜400字、スキルと紐づけ
メーカー・小売 必須(中) 150〜300字、人柄重視
1Dayインターン 任意が多い 簡易記述のみの場合も
長期インターン 必須(高) 詳細な経験記述が求められる

💡 ポイント: 1Dayや会社説明会型の場合でも、「参加動機」という形でガクチカ要素が問われることが多い。どんな種別でも準備しておくべきです。

ガクチカを書くための5ステップ

STEP1:経験の棚卸しをする

まずは自分のこれまでの経験を全て書き出します。アルバイト、サークル、ボランティア、資格勉強、個人プロジェクトなど、あらゆる活動を対象にしてください。「大したことない」と思う経験でも書き出すことが重要です。採用担当者が評価するのは経験の派手さではなく、その経験から何を得たかです。

STEP2:STAR法で構造化する

ガクチカを書く際は「STAR法」を活用すると説得力が増します。

  • S(Situation):どんな状況だったか
  • T(Task):何が課題だったか
  • A(Action):どんな行動を取ったか
  • R(Result):どんな結果になったか

STEP3:数字を盛り込む

「頑張りました」「努力しました」という抽象的な表現は避け、できる限り数字で実績を示しましょう。「サークルの新入部員獲得数を前年比2倍にした」「アルバイトで月間売上を15万円改善した」といった具体性が採用担当者の記憶に残ります。

STEP4:志望するインターンとの関連性を示す

志望するインターンや企業の業種・職種に関連する要素をガクチカに盛り込みましょう。マーケティング系インターンなら「分析力」「課題発見力」、営業系なら「コミュニケーション力」「粘り強さ」といった要素を前面に出すと効果的です。

STEP5:入社後への展望で締める

ガクチカの最後には「この経験を活かして、インターンではどんなことに挑戦したいか」を一文添えると、志望度の高さが伝わります。

💡 ポイント: ガクチカはあくまで「インターンへの入口」。「なぜこの企業のインターンなのか」という志望動機と矛盾しないよう、一貫性を持たせることが大切です。

インターンESガクチカ例文3パターン

例文①:アルバイト経験(接客・販売系)

私が学生時代に最も力を入れたことは、アパレルショップでのアルバイトです。入社当初は売上ランキング下位だった私は、お客様一人ひとりのニーズをヒアリングするよう心がけ、購買後のフォローメールも独自に導入しました。その結果、3ヶ月後には店舗内個人売上ランキングで1位を獲得し、店長からも接客スタイルを他スタッフに展開してほしいと依頼されました。この経験から、顧客視点で考え、小さな改善を積み重ねる習慣が身につきました。貴社のマーケティングインターンでも、消費者インサイトを深く掘り下げる姿勢で貢献したいと思います。

(約230字)

例文②:サークル活動(部活・団体運営)

私が力を入れたのは、大学の軽音楽部での部長経験です。部員数が減少する中、私は離脱原因を調査するためにOB・OGへのインタビューを実施しました。その結果「練習場所の不足」「発表機会の少なさ」が主因だと判明し、学内施設との交渉で練習室を週3枠追加確保、学外ライブを年2回から4回に増やしました。1年後には新入部員数が前年比1.8倍となりました。課題を定量的に把握し、関係者を巻き込んで解決策を実行する力を、貴社のビジネス企画インターンで活かしたいです。

(約230字)

例文③:個人活動・学業(研究・資格・副業)

学生時代に最も力を入れたのは、プログラミングの独学とWebサービス開発です。初めてコードを書いたのは大学2年の春で、「どうすれば人に使ってもらえるサービスになるか」を考えながら、SNSでユーザーのフィードバックを集め、毎週改善を繰り返しました。リリースから半年でMAU(月間アクティブユーザー)が300人を超え、SNSでの紹介記事が100シェアを記録しました。試行錯誤を数値で検証しながら改善する習慣は、貴社のプロダクト開発インターンでも必ず役立てられると考えています。

(約220字)

💡 ポイント: 3つの例文に共通するのは「課題発見→行動→結果→学び→志望先への接続」という流れ。この構成を守るだけで、説得力が格段に上がります。

よくある失敗と改善策

失敗①:経験の羅列になってしまう

「サークルに入り、アルバイトもして、資格も取りました」のように複数の経験を並べるだけでは、採用担当者の印象に残りません。一つの経験を深く掘り下げ、思考プロセスを丁寧に示す方が評価されます。

改善策:最も自信を持って語れる経験を1つ選び、STAR法で構造化する。

失敗②:抽象的な表現が多い

リーダーシップを発揮しました」「コミュニケーション能力が向上しました」といった表現は、ほぼすべての就活生が使うため差別化になりません。

改善策:具体的なエピソードと数字を必ず添える。「20名のチームをまとめ」「売上を15%改善し」のように。

失敗③:文字数オーバー・アンダー

指定文字数から±20%以上外れると、基本的なルールを守れない学生という印象を与えます。

改善策:指定文字数の90〜100%を目標に調整する。削る場合は修飾語より具体的エピソードを優先して残す。

失敗④:志望動機との一貫性がない

ガクチカで「チームワークを磨いた」と書いておきながら、志望動機で「個人の裁量を活かせる仕事がしたい」と書くと矛盾が生じます。

改善策:ESを書く前に「自分が伝えたいキャラクター像」を1〜2つ決め、全設問を一貫したメッセージで貫く。

よくある失敗 主な原因 改善アクション
経験の羅列 ネタが多すぎて絞れない 1エピソードに集中
抽象的表現 自己分析不足 数字・固有名詞を追加
文字数ズレ 推敲不足 声に出して読み調整
一貫性のなさ 設問ごとに個別対応 キャラクター像を先に決める

28卒がガクチカを書く際の注意点

28卒の就活生が直面する課題の一つが「コロナ禍の影響による経験不足」です。2020〜2022年の大学生活はオンライン授業やサークル活動の制限が続き、「対外的な活動ネタが少ない」と感じる学生が多くいます。しかし採用担当者はその事情を十分理解しており、むしろ制約の中でどう工夫したかを評価します。「オンラインで〇〇を自ら企画した」「家にいる時間を使って独学で〇〇を習得した」といった経験も立派なガクチカになります。経験の「量」ではなく「質と思考プロセス」を磨くことが28卒の差別化戦略です。

📌 無料登録: マイナビ就活(就活生の3人に1人が利用)

インターンES提出前のチェックリスト

  • STAR法(状況・課題・行動・結果)の流れになっているか
  • 数字や固有名詞が入っているか
  • 指定文字数の90〜100%に収まっているか
  • 志望動機・自己PRとのメッセージ一貫性があるか
  • 誤字脱字がないか(声に出して読む)
  • 志望するインターンへの接続文が最後にあるか

よくある質問

ガクチカにアルバイト経験を書いても大丈夫ですか?

全く問題ありません。多くの就活生がアルバイト経験を題材にしています。重要なのは経験の種類ではなく、そこから何を学んだかです。単なる業務説明にならないよう、課題発見→行動→結果→学びの流れを意識してください。

インターンESのガクチカと本選考のガクチカは変えた方がいいですか?

インターン時点でのガクチカをそのまま本選考に使うことは可能ですが、インターン経験後に得た学びや成長を加えてブラッシュアップするのが理想です。また、インターンと本選考では評価軸が異なる場合があるため、募集要項や社風に合わせて微調整しましょう。

ガクチカがない場合はどうすればいいですか?

「ガクチカがない」と思っている学生の多くは、自己評価が低いだけで実は十分な経験を持っています。授業でのグループワーク、アルバイト、趣味の深掘り、SNS運用など、日常の中にある行動を振り返ってみましょう。それでも見当たらない場合は、今すぐインターンや資格取得に動き、経験を作ることが先決です。

ガクチカは何文字くらいが適切ですか?

企業や設問によって異なりますが、一般的には150〜400字が相場です。制限字数が設けられている場合は90〜100%を使い切ることを目標にしてください。字数が少なすぎると熱量が伝わらず、多すぎると要点が不明確になります。

ガクチカを面接でも使いますか?

はい。面接では「ESのガクチカについて教えてください」と深掘りされることがほぼ必ず起こります。ESに書いた内容をさらに詳しく話せるよう、背景・感情・具体的な行動プロセスを自分の言葉で説明できるよう準備しておきましょう。

参考記事・おすすめサービス

📌 無料登録: マイナビ就活(就活生の3人に1人が利用)