インターン感想メールを送る目的と効果
インターンシップ終了後に感想メールを送ることには、複数の意義があります。①企業・担当者への感謝を伝える、②自分が何を学んだかを整理する(自己のアウトプット)、③本選考への意欲を間接的にアピールする、という3つの目的を同時に果たせます。
マイナビの採用担当者調査では、「感想メールが来ると印象が良い」と答えた担当者が約68%にのぼります。「メールの内容が具体的で、学びが伝わってくると嬉しい」という声も多く、定型的な感謝文より「このインターンで何を学んだか」を具体的に書いたメールが高評価を得ています。
💡 ポイント: 感想メールの評価は「どれだけ具体的に学びを語れるか」で決まります。「大変勉強になりました」という一文より、「〇〇という業務を通じて△△という視点を得ました」という具体的な内容の方が印象に残ります。
感想メールに必ず入れるべき3要素
要素1:参加への感謝 「貴重な機会をいただきありがとうございました」という基本的な感謝を冒頭に入れます。
要素2:インターンで得た具体的な学び 「〇〇という業務を体験し、△△という考え方を学びました」という具体的な言及が最も重要です。インターン中にメモしておいた学びの内容をここで活用しましょう。
要素3:今後への抱負(本選考への意欲など) 「この経験を活かして〇〇に取り組みたい」「本選考にもぜひ挑戦したい」という前向きな一文でまとめます。
インターン感想メール例文3パターン
パターン1:業務体験型インターン後の感想メール
件名:インターンシップへの感謝(〇〇大学 田中太郎)
〇〇株式会社 人事部 採用担当 △△様
お世話になっております。 〇〇大学3年の田中太郎と申します。 昨日のインターンシップでは、大変お世話になりました。
マーケティング部でのワーク体験では、実際の消費者データを基に 商品のターゲット設定を行う作業に携わらせていただきました。 「データの背景にあるユーザーの行動心理を読む」という社員の方のアドバイスは、 数字だけを追っていた自分の思考に新しい視点を加えてくれました。
この経験を通じ、貴社のマーケティングへの関心がさらに深まり、 ぜひ本選考でも挑戦させていただきたいという気持ちが一層強くなりました。
改めて、貴重な機会をいただきましたことに心より感謝申し上げます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
パターン2:グループワーク型インターン後の感想メール
件名:インターンシップへのお礼と感想(〇〇大学 鈴木花子)
〇〇株式会社 採用担当 △△様
お世話になっております。 〇〇大学3年の鈴木花子です。 先日の2日間のインターンシップでは、大変充実した経験をさせていただき、 心より感謝申し上げます。
グループワークでは「既存事業の課題抽出と改善案の提案」というテーマに取り組み、 チームで議論する中で、「解決策より問題の本質を先に定義する」ことの重要性を 身をもって学ぶことができました。
また、社員の方々の課題解決スピードと論理の明快さに触れ、 貴社で働く方々の実力と熱量を強く感じました。
この体験を経て、就活の軸のひとつである「論理思考と実行力を活かせる仕事」という 観点でも、貴社との相性を改めて感じています。 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
パターン3:1dayインターン後の短めの感想メール
件名:インターンシップへのお礼(〇〇大学 佐藤一郎)
〇〇株式会社 採用担当 △△様
お世話になっております。 〇〇大学3年の佐藤一郎と申します。 本日のインターンシップにご参加させていただき、誠にありがとうございました。
業界の現状と貴社のポジショニングについてのご説明は、 私がこれまで持っていた業界へのイメージを大きく更新するものでした。 特に「変化の速い市場に対応するための組織文化」についてのお話は、 自分がどんな環境で働きたいかを考えるうえで大きなヒントになりました。
今後の就職活動の参考にしながら、貴社への関心を深めて参りたいと思います。 本日はありがとうございました。
感想メールの送り方と注意点
送るタイミング:インターン終了翌日の午前中が理想的。当日夜でも可ですが、深夜(22時以降)は翌朝に送りましょう。
文字数の目安:200〜400字程度。長すぎると読まれにくく、短すぎると誠意が伝わりません。
担当者が複数いた場合:主担当者(招集メールを送ってきた人事担当)に送れば十分です。現場の社員には「〇〇様にもよろしくお伝えください」と添えましょう。
内容のコピペは禁物:複数の企業に同じ内容のメールを送るのはNG。各インターンの具体的なエピソードを入れた個別の文章にしましょう。
よくある質問
Q:感想メールを送ることで選考評価が上がりますか?
A:「上がる」より「送らないと下がるリスクがある」という認識が正確です。多くの採用担当者が感想メールを確認しており、送っていない学生は「マナーが不十分」と評価される場合があります。
Q:感想メールは返信が来なくても大丈夫ですか?
A:来ないことも多く、返信がなくても失礼にはなりません。採用担当者は多くのメールを受け取るため、返信対応ができないことがあります。
Q:感想メールの件名は何がいいですか?
A:「インターンシップへのお礼・感謝(大学名・氏名)」が最もわかりやすいです。「感想」より「お礼・感謝」という言葉を使う方が丁寧な印象になります。
Q:インターン感想と本選考への意欲を同じメールで伝えても問題ありませんか?
A:問題ありません。むしろ「この体験が本選考への志望意欲を高めた」という流れで書くと、インターンの感想と意欲表明が自然につながります。
Q:インターンが正直つまらなかった場合でも感謝メールは必要ですか?
A:必要です。期待と違ったとしても、企業が時間とコストをかけて機会を提供してくれた事実は変わりません。体験から得た学びを(どんな小さなことでも)誠実に書きましょう。
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