OB訪問後のお礼メール、いつ・何を書けばいいの?

OB訪問が終わった後、最も大切なのが「お礼メール」です。お礼メールは単なる礼儀ではなく、OBとの関係を継続させる重要なコミュニケーションです。

マイナビの調査では、OB訪問後にお礼メールを送らなかった就活生の約35%が「次のアクション(再訪問・紹介チェーン等)につながらなかった」と回答しています。適切なお礼メールを送ることで、その後の関係が続きやすくなります。

💡 ポイント: お礼メールは「訪問当日中」に送るのが鉄則。翌日以降になると印象が大幅に下がります。

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お礼メールに含めるべき4つの要素

要素 内容
①感謝の表現 「お時間をいただきありがとうございました」
②訪問で得た「気づき」 「○○のお話が特に参考になりました」という具体的な内容
③今後への意気込み 「〜を活かして就活を進めてまいります」
④締めの一言 「またご相談させていただけると幸いです」

お礼メール例文3パターン

パターン1:標準的なお礼メール(メール形式)

件名:本日のOB訪問のお礼(○○大学 田中太郎)

○○様

お世話になっております。
本日はお忙しい中貴重なお時間をいただきありがとうございました。
○○大学3年の田中太郎です。

○○様からお聞きした「〜(具体的な話の内容)」が特に印象に残っており、
今後の就活において大切にしていきたいと思っています。

また「〜(入社理由・仕事のやりがいなど印象に残った話)」の話は、
御社への志望度がさらに高まるきっかけになりました。

引き続き準備を重ね、
御社の選考に臨みたいと思っております。

もし機会がございましたら、また何かご相談できると幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

田中太郎
○○大学○学部3年
メール:xxxx@xxxx.ac.jp
電話:090-XXXX-XXXX

パターン2:Matcherなどアプリ上でのメッセージ形式

○○様

本日はお時間をいただきありがとうございました。

特に「〜(具体的に参考になった話)」のお話が印象的で、
○○様が〜を大切にされているという価値観が
今後の就活の参考になりました。

またご相談させていただける機会があれば嬉しいです。
ありがとうございました!

パターン3:第一志望企業への特に丁寧なお礼メール

件名:本日のOB訪問のお礼と御礼(○○大学 鈴木花子)

○○様

お世話になっております。
本日はご多忙の中、貴重なお時間を割いていただきまして
誠にありがとうございました。
○○大学文学部3年の鈴木花子と申します。

本日の面談を通じて、御社の〜という文化や、
○○様が日々の業務で大切にされている「〜」という姿勢について
深く理解することができました。

特に「〜(印象的なエピソード)」のお話は、
就職後のキャリアイメージを大きく広げてくださるものでした。
私自身も〜(自分の経験・強み)を活かして
○○様のような働き方を実現したいと強く感じています。

今後は選考に向けてより一層準備を進めてまいります。
また機会があれば、ぜひご相談させていただけますと幸いです。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

鈴木花子
○○大学文学部3年
メール:xxxx@xxxx.ac.jp

💡 ポイント: 「○○様からお聞きした〜が参考になりました」という具体的な引用がお礼メールの核心です。「ありがとうございました」だけでは印象に残りません。

お礼メールのNG例

NGパターン 問題点 改善策
翌日以降に送る 印象が薄れる 当日中に必ず送る
「ありがとうございました」のみ 誠意が伝わらない 具体的な気づきを添える
テンプレートそのままコピー 誠意がなく見える 必ず具体的な内容を入れる
件名に名前がない 埋もれやすい 「(氏名)」を件名末尾に入れる
長すぎる(800字以上) 読まれない 300〜500字を目安にする

Matcherとメールでのお礼の使い分け

経路 推奨するお礼の場所
Matcher経由のOB訪問 Matcherのメッセージ機能
大学OBリスト経由 メール(大学メールアドレスから)
採用担当者経由の紹介 メール(社会人メール宛て)
LinkedIn経由 LinkedInのメッセージ

よくある質問

Q1. お礼メールは長い方がいいですか?

いいえ、300〜500字が適切です。長すぎると読まれにくくなります。「感謝+具体的な気づき+今後の意気込み」を簡潔にまとめましょう。

Q2. OBから返信が来なかった場合はどうすればいいですか?

返信は必須ではありません。一度お礼メールを送って終わりで問題ありません。返信がなくても「訪問の礼儀」として意味があります。

Q3. 内定後に再度お礼メールを送るべきですか?

はい、内定承諾後に「ご報告と改めてのお礼」という形でメールを送ることで、入社後のつながりが続きやすくなります。

Q4. スマートフォンからお礼メールを送っても問題ありませんか?

問題ありませんが、誤字・変換ミスに注意してください。可能であればPCで送信する方が丁寧な印象を与えます。

Q5. お礼メールに選考への「よろしくお願いします」を入れてもいいですか?

「ぜひ選考に臨んでまいります」という意気込みを伝えることはOKですが、「選考でよろしくお願いします」という直接的な依頼は避けましょう。

参考記事・おすすめサービス

28卒が今すぐできるOB訪問アクションプラン

OB訪問を効果的に進めるためのステップ別アクションプランをまとめました。

ステップ1(今週中):OB訪問の目的を整理する

「この訪問で何を解決したいか」をA4用紙1枚に書き出しましょう。

  • 志望動機の深掘りをしたいのか
  • 仕事内容の実態を確認したいのか
  • 選考対策(ESや面接練習)のフィードバックが欲しいのか
  • 社風や企業文化を確認したいのか

目的が明確になれば、どんなOBに話を聞くべきかも自然と決まります。

ステップ2(来週中):OBリストを作成する

以下の方法で訪問候補のOBリストを作成しましょう。

方法 特徴
Matcher 幅広い業界・企業のOBにアクセスできる
ビズリーチ・キャンパス 同じ大学のOBを探しやすい
大学キャリアセンター 大学公認のOBリストを活用
LinkedIn 外資系・グローバル企業に強い
説明会・インターン 直接つながりを作れる

ステップ3(2週間以内):OB訪問の依頼メールを送る

5〜10人に同時にメッセージを送りましょう。承諾率は40〜60%を想定し、複数の返事を目標にします。

ステップ4(訪問後):情報を整理してESや面接に活かす

OB訪問後48時間以内に、得た情報を以下の観点で整理しましょう。

□ 志望動機に追加できる情報はあったか
□ 面接での逆質問に使えるネタはあったか
□ ESに引用できる具体的なエピソードはあったか
□ 業界・企業の理解が深まった点はどこか

💡 ポイント: OB訪問の情報は「使ってナンボ」です。訪問しただけで満足せず、必ずESや面接の準備に反映させましょう。

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OB訪問と並行して使いたい就活ツール・サービス

企業研究に使うツール

  • マイナビ就活:業界・企業の基本情報収集
  • リクナビ:エントリー・説明会管理
  • OpenWork:社員のリアルな口コミ
  • 四季報オンライン:定量データで企業を比較

OB訪問に使うサービス

  • Matcher:最大規模のOB訪問マッチングアプリ
  • ビズリーチ・キャンパス:大学連携型で信頼性が高い
  • doda campus:キャリア相談機能も充実
  • LinkedIn:外資系・グローバル企業向け

ES・面接対策に使うツール

  • ワンキャリア:内定者ESの実例を確認
  • 就活会議:OB体験談・企業口コミを参照
  • マイナビ就活 面接対策:面接の準備を体系的に

OB訪問はあくまで就活の一つのピースです。企業研究・ES作成・面接対策と組み合わせて、総合的な就活力を高めていきましょう。

OB訪問に関するよくある疑問をさらに深掘り

「OB訪問は必要?」という疑問への最終的な答え

結論から言えば、OB訪問は「やらなくていい理由がない」行動です。特に28卒の就活は競争が激しく、同じ業界・同じ企業を志望する学生が増える中で差別化が求められます。

OB訪問をした学生と、していない学生の差は主に以下の3点に現れます。

  1. 志望動機の説得力:「社員の方から伺った話」という一次情報があるかどうか
  2. 逆質問の深さ:「OB訪問で気になったこと」を起点に深掘りできるか
  3. 企業理解の立体感:表向きの情報だけでなく「本音の情報」を持っているか

就活スケジュールの中でOB訪問をいつやるか

28卒の場合、OB訪問を始めるベストタイミングは**3年生の6〜7月(インターン解禁前後)**です。

時期 OB訪問の目的
3年6〜9月 業界絞り込み・業界理解の深化
3年10〜12月 志望企業の絞り込み・企業文化の把握
3年1〜2月 第一志望の深掘り・面接準備
3年3月〜 選考直前の最終確認・逆質問の磨き上げ

早く始めるほど多くのOBに訪問でき、情報量が増えます。

💡 ポイント: OB訪問は「就活解禁後(3月)」を待つ必要はありません。インターン時期から始めることで、就活本番に向けた強固な企業理解が積み上がります。

OB訪問の情報管理術

複数のOBに訪問すると、情報が混在して整理が難しくなります。以下の方法で管理しましょう。

推奨管理方法(スプレッドシート

| OB名 | 企業名 | 部署 | 訪問日 | 主な話題 | 面接で使えるポイント | お礼送付 |

このような一覧表を作ることで、複数のOB訪問の情報を比較・参照しやすくなります。

OB訪問を「キャリア資産」として長期に活かす

OB訪問は就活のためだけでなく、入社後のキャリア形成にも役立ちます。

  • 入社後の上司・先輩との良好な関係:OB訪問でお世話になった社員が同僚になることがあります
  • 業界ネットワークの形成:Matcherで知り合ったOBが別の企業のキーパーソンになることも
  • 転職市場での情報収集:数年後の転職を検討する際、以前OB訪問した社員に再連絡できます

OB訪問で築いた関係は、就活を超えた長期的な資産になります。

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参考になる統計データ(2024年度版)

データ 数値
OB訪問を3回以上した学生の内定率 78%(Matcher調べ)
OB訪問を1回もしなかった学生の内定率 52%(同)
内定者がOB訪問で最も役に立ったと答えた情報 「入社の決め手」「職場の雰囲気」
OB訪問後にお礼メールを送った学生の割合 67%
採用担当者がOB訪問の実績を評価すると回答した割合 73%(コンサル・商社)

これらのデータは、OB訪問が単なる「就活の慣習」ではなく、内定率に直結する具体的な行動であることを示しています。

まとめ:今日からできるOB訪問の第一歩

OB訪問を始めるために今日できることは以下の3つです。

  1. Matcherに登録する(無料・5分で完了)
  2. 志望企業のOBを3人リストアップする
  3. 依頼メッセージの草案を書く

最初の一歩を踏み出すことが、OB訪問成功の最大のカギです。