OB訪問を断られた。次はどうすればいい?
OB訪問の依頼を出したものの「断られてしまった」という経験は、就活生なら誰でも一度は経験します。特に第一志望企業のOBに断られると、気持ちが落ち込んでしまうこともあるでしょう。
しかし、OB訪問を断られること自体はよくあることです。社会人は業務の合間に就活生の相談に乗っており、タイミングや繁忙期によって断られることがあります。断られた理由の多くは「あなたに問題がある」からではありません。
本記事では、OB訪問を断られた後の具体的な次のアクションと、断られにくくなる予防策を28卒向けに解説します。
💡 ポイント: OB訪問の承諾率は一般的に40〜60%程度。断られることは想定内です。5人に依頼して2〜3人から返事が来れば十分と考えましょう。
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OB訪問を断られる主な理由
| 理由 | 割合(推定) | 対策 |
|---|---|---|
| 多忙・繁忙期 | 40% | 時期を変えて再依頼 |
| OB訪問自体が苦手 | 20% | 別の社員にアプローチ |
| メッセージの印象が悪かった | 25% | 文章を改善して別の人へ |
| 返信を忘れていた | 10% | フォローアップを送る |
| 企業の方針でNG | 5% | 公式OB訪問窓口に問い合わせ |
断られた後にすべきこと(優先度順)
①断り方に応じて返信する
断られた場合でも、丁寧に返信しましょう。「それは残念ですが、お時間をご検討いただきありがとうございました」というシンプルな一文で十分です。
件名:Re: OB訪問のご連絡について
○○様
ご連絡いただきありがとうございます。
お忙しい中ご確認いただき、ありがとうございました。
またご都合が合う機会があれば、
その際はぜひよろしくお願い致します。
よろしくお願い申し上げます。
田中太郎(○○大学○学部3年)
②断られた理由を分析する
断り方に「今は繁忙期なので」という理由があった場合は、1〜2ヶ月後に再依頼する余地があります。理由がなければ別の社員への切り替えが賢明です。
③すぐに別のOBにアプローチする
断られた直後に次の候補者へのアプローチを始めましょう。Matcherやビズリーチ・キャンパスで同じ企業の別の社員を探すか、大学のキャリアセンターに相談します。
断られた後の「次のOB探し」方法
Matcherで別の社員を探す
同じ企業の社員でも、人によって個性が異なります。断られた社員と別の部署・年次・バックグラウンドの社員を探しましょう。
Matcherでの検索のコツ:
・部署を変えて検索(例:断られた人が営業→次は企画や人事を探す)
・年次を変えて検索(例:入社5年目→3年目や10年目に変える)
・テーマを変えて検索(例:「業務内容」→「就活相談」でフィルタリング)
依頼メッセージを見直す
複数の人に断られている場合は、メッセージの内容に問題がある可能性があります。以下の点をチェックしましょう。
- 自己紹介は具体的か?(大学名・学年・志望業界)
- 「なぜこの人に?」が伝わる一文があるか?
- 聞きたいことが具体的か?(「なんでも教えてください」はNG)
- 所要時間・形式への配慮があるか?
- 文章の長さは適切か?(300〜500字が理想)
💡 ポイント: 断られ続ける場合はメッセージを友人やキャリアセンタースタッフに見てもらいましょう。第三者の目線で改善点が見えてきます。
「時期を変えて再依頼」する場合のメール例文
件名:先日のOB訪問のご相談(改めてのお願い)(○○大学 田中太郎)
○○様
お世話になっております。○○大学3年の田中太郎です。
以前(○月頃)OB訪問をお願いしたところ、
ご多忙のためご縁がなかった件です。
その後も御社への志望を持ちながら企業研究を続けておりました。
改めて、30分程度お時間をいただくことは可能でしょうか。
以前より具体的なご質問を準備しております。
ご都合がよれば、ぜひよろしくお願いいたします。
断られても気持ちを切り替えるための心構え
| マインド | 意味 |
|---|---|
| 「断られるのは普通のこと」 | 承諾率は50〜60%。断られること自体は失敗ではない |
| 「1人のOBにこだわらない」 | 同じ企業に別の社員は複数いる |
| 「量より質、でも量も大切」 | 複数人に同時アプローチが効率的 |
| 「断られた理由を活かす」 | メッセージを改善して次に活かす |
よくある質問
Q1. 同じ社員に再度お願いしてもいいですか?
「今は繁忙期で」という理由で断られた場合は、1〜2ヶ月後に再依頼することができます。ただし「丁重にお断り」という文脈であれば、別の社員を探すことをおすすめします。
Q2. 断られたことを選考に影響させないためには?
OB訪問の断られた事実が直接選考に影響することはありません。ただし「OB訪問ができなかった=企業研究が不十分」という状況は避けたいため、別の方法(Matcherなど)で別の社員にアプローチしましょう。
Q3. 断られ続ける場合は諦めるべきですか?
諦める必要はありません。メッセージを改善したり、別の時期に依頼したり、アプリを変えて探したりする方法があります。また説明会・インターンで直接コネクションを作ることも有効な手段です。
Q4. 断られた場合の返信は必要ですか?
必ずしも必要ではありませんが、一言お礼を返すことで社会人への礼儀として好印象を残せます。将来その社員と再会する機会もあるため、丁寧な対応が重要です。
Q5. OB訪問なしで選考に臨むのは不利ですか?
業界・企業によって影響は異なります。OB訪問が慣行化している業界(コンサル・外資系・商社等)では不利になる可能性があります。可能な限りOB訪問を行うことを推奨します。
参考記事・おすすめサービス
- Matcher OB訪問 — 断られた後すぐに別のOBを探せるサービス
- ビズリーチ・キャンパス — 幅広い社員ネットワークで代替OBを探せる
- doda campus OB訪問 — キャリア支援と合わせて活用
- マイナビ就活 スケジュール — OB訪問を就活スケジュールに組み込む
- 就活会議 企業研究 — OB訪問の補完として企業口コミを活用
28卒が今すぐできるOB訪問アクションプラン
OB訪問を効果的に進めるためのステップ別アクションプランをまとめました。
ステップ1(今週中):OB訪問の目的を整理する
「この訪問で何を解決したいか」をA4用紙1枚に書き出しましょう。
- 志望動機の深掘りをしたいのか
- 仕事内容の実態を確認したいのか
- 選考対策(ESや面接練習)のフィードバックが欲しいのか
- 社風や企業文化を確認したいのか
目的が明確になれば、どんなOBに話を聞くべきかも自然と決まります。
ステップ2(来週中):OBリストを作成する
以下の方法で訪問候補のOBリストを作成しましょう。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| Matcher | 幅広い業界・企業のOBにアクセスできる |
| ビズリーチ・キャンパス | 同じ大学のOBを探しやすい |
| 大学キャリアセンター | 大学公認のOBリストを活用 |
| 外資系・グローバル企業に強い | |
| 説明会・インターン | 直接つながりを作れる |
ステップ3(2週間以内):OB訪問の依頼メールを送る
5〜10人に同時にメッセージを送りましょう。承諾率は40〜60%を想定し、複数の返事を目標にします。
ステップ4(訪問後):情報を整理してESや面接に活かす
OB訪問後48時間以内に、得た情報を以下の観点で整理しましょう。
□ 志望動機に追加できる情報はあったか
□ 面接での逆質問に使えるネタはあったか
□ ESに引用できる具体的なエピソードはあったか
□ 業界・企業の理解が深まった点はどこか
💡 ポイント: OB訪問の情報は「使ってナンボ」です。訪問しただけで満足せず、必ずESや面接の準備に反映させましょう。
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OB訪問と並行して使いたい就活ツール・サービス
企業研究に使うツール
- マイナビ就活:業界・企業の基本情報収集
- リクナビ:エントリー・説明会管理
- OpenWork:社員のリアルな口コミ
- 四季報オンライン:定量データで企業を比較
OB訪問に使うサービス
- Matcher:最大規模のOB訪問マッチングアプリ
- ビズリーチ・キャンパス:大学連携型で信頼性が高い
- doda campus:キャリア相談機能も充実
- LinkedIn:外資系・グローバル企業向け
ES・面接対策に使うツール
- ワンキャリア:内定者ESの実例を確認
- 就活会議:OB体験談・企業口コミを参照
- マイナビ就活 面接対策:面接の準備を体系的に
OB訪問はあくまで就活の一つのピースです。企業研究・ES作成・面接対策と組み合わせて、総合的な就活力を高めていきましょう。
OB訪問に関するよくある疑問をさらに深掘り
「OB訪問は必要?」という疑問への最終的な答え
結論から言えば、OB訪問は「やらなくていい理由がない」行動です。特に28卒の就活は競争が激しく、同じ業界・同じ企業を志望する学生が増える中で差別化が求められます。
OB訪問をした学生と、していない学生の差は主に以下の3点に現れます。
- 志望動機の説得力:「社員の方から伺った話」という一次情報があるかどうか
- 逆質問の深さ:「OB訪問で気になったこと」を起点に深掘りできるか
- 企業理解の立体感:表向きの情報だけでなく「本音の情報」を持っているか
就活スケジュールの中でOB訪問をいつやるか
28卒の場合、OB訪問を始めるベストタイミングは**3年生の6〜7月(インターン解禁前後)**です。
| 時期 | OB訪問の目的 |
|---|---|
| 3年6〜9月 | 業界絞り込み・業界理解の深化 |
| 3年10〜12月 | 志望企業の絞り込み・企業文化の把握 |
| 3年1〜2月 | 第一志望の深掘り・面接準備 |
| 3年3月〜 | 選考直前の最終確認・逆質問の磨き上げ |
早く始めるほど多くのOBに訪問でき、情報量が増えます。
💡 ポイント: OB訪問は「就活解禁後(3月)」を待つ必要はありません。インターン時期から始めることで、就活本番に向けた強固な企業理解が積み上がります。
OB訪問の情報管理術
複数のOBに訪問すると、情報が混在して整理が難しくなります。以下の方法で管理しましょう。
推奨管理方法(スプレッドシート)
| OB名 | 企業名 | 部署 | 訪問日 | 主な話題 | 面接で使えるポイント | お礼送付 |
このような一覧表を作ることで、複数のOB訪問の情報を比較・参照しやすくなります。
OB訪問を「キャリア資産」として長期に活かす
OB訪問は就活のためだけでなく、入社後のキャリア形成にも役立ちます。
- 入社後の上司・先輩との良好な関係:OB訪問でお世話になった社員が同僚になることがあります
- 業界ネットワークの形成:Matcherで知り合ったOBが別の企業のキーパーソンになることも
- 転職市場での情報収集:数年後の転職を検討する際、以前OB訪問した社員に再連絡できます
OB訪問で築いた関係は、就活を超えた長期的な資産になります。
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参考になる統計データ(2024年度版)
| データ | 数値 |
|---|---|
| OB訪問を3回以上した学生の内定率 | 78%(Matcher調べ) |
| OB訪問を1回もしなかった学生の内定率 | 52%(同) |
| 内定者がOB訪問で最も役に立ったと答えた情報 | 「入社の決め手」「職場の雰囲気」 |
| OB訪問後にお礼メールを送った学生の割合 | 67% |
| 採用担当者がOB訪問の実績を評価すると回答した割合 | 73%(コンサル・商社) |
これらのデータは、OB訪問が単なる「就活の慣習」ではなく、内定率に直結する具体的な行動であることを示しています。
まとめ:今日からできるOB訪問の第一歩
OB訪問を始めるために今日できることは以下の3つです。
- Matcherに登録する(無料・5分で完了)
- 志望企業のOBを3人リストアップする
- 依頼メッセージの草案を書く
最初の一歩を踏み出すことが、OB訪問成功の最大のカギです。