【28卒】就活の採用人数・倍率の調べ方|選考難易度を見極める方法

「この会社って何人採るの?」「倍率はどれくらい?」——就活中に誰もが気になる疑問ですが、採用倍率を正確に把握している学生は意外と少ないです。28卒向けに、採用人数と倍率の調べ方から、難易度の正しい解釈まで徹底解説します。

📌 無料登録: マイナビ就活(就活生の3人に1人が利用)

採用人数・倍率を調べるべき理由

採用倍率を知ることには3つのメリットがあります。

  1. エントリー戦略の最適化: 高倍率企業に集中しすぎると内定ゼロのリスクが上がります
  2. 選考準備の深さの調整: 倍率100倍の企業と5倍の企業では準備量が変わります
  3. 自己分析との照合: 自分のスペックで「現実的に狙える企業」を判断できます

リクルートの調査(2024年版就職白書)によると、2025年卒の大学生・大学院生の求人倍率は全体で1.75倍でした。ただしこれは平均値であり、人気企業では100〜300倍に達するケースも珍しくありません。

採用人数の調べ方:情報源別ガイド

方法1:マイナビ・リクナビの採用情報ページ

最も基本的な方法です。各就活サイトの企業ページに「採用実績人数」が掲載されています。

確認できる情報:

  • 大卒・院卒別の採用予定人数
  • 過去3〜5年の採用実績
  • 文理比率・男女比率

注意点: 採用「予定」人数は変動します。最終的な採用数が予定を大幅に下回る企業もあるため、過去数年の実績数字を重視しましょう。

方法2:東洋経済「就職四季報」

四季報オンラインは最も信頼性の高い採用データソースです。

データ項目 内容
採用数(3年分) 大卒・院卒・文理別
3年後離職率 入社3年以内の離職率
平均勤続年数 定着率の目安
有給取得日数 実際の取得実績
残業時間 月平均残業時間

💡 ポイント: 四季報は図書館でも閲覧可能です。大学の就職支援室に設置されていることが多いので活用しましょう。

方法3:OpenWork(旧Vorkers)の口コミ

OpenWorkでは、実際に働いている社員が「採用のリアル」を書き込んでいます。採用人数の情報より、選考プロセスの詳細面接の難易度を知るために有効です。

方法4:有価証券報告書・決算短信

上場企業であれば、有価証券報告書の「従業員数の推移」から採用トレンドを読み取れます。前年比で社員数が増加していれば採用意欲が高く、減少していれば採用を絞っている可能性があります。

方法5:OB・OG訪問

MatcherビズリーチキャンパスでOB訪問すると、「今年は何人採用する予定か」「去年の倍率はどれくらいだったか」を直接聞けます。現場の社員が知っているリアルな情報は、どの情報源よりも価値があります。

倍率の調べ方と計算方法

公表倍率の調べ方

企業が公式に倍率を開示することは少ないですが、以下の情報から推計できます。

倍率の推計式:

倍率 = エントリー数 ÷ 採用人数

エントリー数は企業が非公開にすることが多いですが、就活サイトの人気ランキングや、就活フォーラムの情報からおおよその数字が分かります。

業界別・企業規模別の平均倍率

業界/企業規模 平均倍率の目安
大手総合商社(5大商社) 100〜300倍
メガバンク 30〜80倍
大手マスコミ(テレビ・新聞) 100〜200倍以上
大手メーカー(トヨタ・ソニー等) 20〜50倍
大手IT(Google・ソフトバンク等) 30〜100倍
中堅メーカー・商社 5〜20倍
中小企業(従業員300人以下) 1〜5倍

💡 ポイント: 倍率はあくまで「母集団全体」に対する数字です。SPIや書類でふるいにかけた後の実質的な倍率は、最終的には2〜5倍程度に収束することが多いです。

採用数・倍率を見るときの注意点

注意1:「採用予定」と「採用実績」は違う

採用予定50名と掲載しているのに、実際の採用実績は20名というケースがあります。過去3年の実績データで「実態」を把握しましょう。

注意2:文理・院卒・コース別の倍率は異なる

同じ企業でも、総合職と一般職、文系と理系、院卒と大卒では倍率が大きく異なります。自分が応募するポジションの倍率を確認することが重要です。

注意3:倍率が低い=簡単ではない

倍率が低い企業でも、求めるスキル・経験が高い場合は実質的に難易度が高いケースがあります。倍率だけでなく、選考内容(SPI・GD・面接回数)も確認しましょう。

注意4:年によって採用数は変動する

経済状況・業績・事業計画によって採用数は毎年変動します。特に28卒は2024〜2025年の経済動向が影響するため、前年の実績を参考にしつつ、最新情報を企業IRや採用ページで確認する習慣をつけましょう。

採用倍率を就活戦略に活かす方法

ポートフォリオ戦略で考える

エントリー企業を「挑戦枠・本命枠・安全枠」の3区分で考えましょう。

区分 倍率目安 企業数 目的
挑戦枠 100倍以上 3〜5社 最高峰を目指す
本命枠 10〜50倍 10〜15社 メイン選考
安全枠 5倍以下 5〜10社 内定確保

倍率が高い企業への対策

倍率の高い企業は、書類選考・SPI・グループディスカッションで大量にふるいにかけます。まず書類(ES)とSPIを完璧に仕上げることが最優先です。

実際の倍率情報収集:例文3パターン

OB訪問での倍率確認の聞き方

例文1(直接的な質問):

「差し支えなければ、今年の採用の選考倍率がどれくらいだったか教えていただけますか?また、書類選考の通過率はどのくらいでしょうか?」

例文2(間接的な質問):

「採用担当の方から聞いたお話で、今年の選考で特に重視されていた点はありますか?昨年と比べて採用の規模感は変わりましたか?」

例文3(就活フォーラムでの情報収集):

「このフォーラムで御社の就活情報を共有している先輩の書き込みを拝見しました。実際の体験談として、選考ステップごとの通過率はどのように感じましたか?」

FAQ:採用人数・倍率に関するよくある疑問

Q1. 採用倍率が公開されていない企業はどう調べる?

採用ページの「採用実績人数」と、就活フォーラムやSNSで検索して出てくる「エントリー数の推測」を組み合わせます。OB訪問が最も確実な方法です。

Q2. 倍率が高い企業には応募しない方がいい?

そんなことはありません。倍率が高くても、選考プロセスで自分の強みが活かせる企業であれば積極的に応募すべきです。ただし、高倍率企業だけに集中するのはリスクがあります。

Q3. 採用人数が「若干名」と書かれている企業は避けるべき?

「若干名」は1〜数名の採用を意味することが多く、倍率は非常に高くなります。ただし専門性が高く少数精鋭を採用する企業に多いため、自分のスキルが合致するなら挑戦する価値があります。

Q4. 採用拡大中の企業はチャンスが多い?

採用人数が前年比で増加している企業は、ポジション競争が緩和されている可能性があります。四季報の3年分のデータで右肩上がりの企業をチェックしましょう。

Q5. 大学院卒と大卒で倍率は変わる?

理系メーカーや研究開発職では院卒枠と学卒枠が別に設定されていることがあります。院卒は専門職枠で採用される場合が多く、競合する相手も絞られるため、見かけ上の倍率より通過しやすいケースがあります。

📌 無料登録: マイナビ就活(就活生の3人に1人が利用)

まとめ:採用人数・倍率調査の実践ステップ

  1. マイナビ・リクナビ: 採用予定人数と過去実績を確認
  2. 四季報: 客観的な採用データ・3年後離職率を確認
  3. OpenWork: 選考プロセスの口コミを確認
  4. OB訪問: Matcherでリアルな倍率情報を入手
  5. ポートフォリオ戦略: 挑戦・本命・安全枠でバランスよくエントリー

倍率に振り回されず、自分の強みを活かせる企業を見つけることが就活成功の近道です。

📌 無料登録: マイナビ就活(就活生の3人に1人が利用)

採用倍率の統計データ:業界・職種別の実態

2025年卒(参考)の業界別倍率傾向

リクルートが発表した就職白書・マイナビの調査をもとに、業界別の採用倍率の傾向を整理します。

業界カテゴリ 応募企業数の目安 実質的な倍率感
大手金融(メガバンク・大手生保) 数万人規模 30〜80倍
大手総合商社 数千人規模 100〜300倍
大手マスコミ 数万人規模 100倍超
大手メーカー(トップ20社) 数万人規模 20〜50倍
中堅メーカー・商社 数千人規模 5〜20倍
ITベンチャー・スタートアップ 数十〜数百人 5〜15倍
中小企業(専門職) 数十人 1〜5倍

「倍率」と「通過率」の関係を正確に理解する

倍率が100倍の企業でも、各選考ステップの通過率は異なります。

例:倍率100倍の企業(採用50名)の場合

ステップ 人数 通過率
エントリー 5,000名
書類選考通過 500名 10%
Webテスト通過 200名 40%
1次面接通過 100名 50%
2次面接通過 70名 70%
最終面接通過(内定) 50名 71%

見かけの倍率は100倍ですが、書類とWebテストを突破した後の実質倍率は4倍程度です。「倍率が高い=最初から諦める」ではなく「まず書類とSPIで生き残ること」に集中しましょう。

28卒が今すぐやるべき倍率対策アクションプラン

  1. マイナビ・リクナビで採用実績数を確認: 志望20社の採用数をスプレッドシートに記録
  2. 四季報で過去3年の採用トレンドを確認: 増加・横ばい・減少を把握
  3. MatcherでOB訪問を依頼: 「実際の倍率感」を現場の声で確認
  4. SPI・ES対策を優先: 大量選考の「足切り」突破が最初の壁

倍率情報の収集と選考対策を並行して進めることで、時間効率を最大化できます。