LinkedInでOB訪問相手を探せる?

OB訪問の相手を探す方法として、Matcherやビズリーチ・キャンパスが一般的ですが、**LinkedIn(リンクトイン)**も非常に有効な選択肢です。特に外資系企業・グローバル企業・コンサルティングファームの社員はLinkedInを積極的に活用しており、OB訪問の依頼に応じやすい環境があります。

本記事では、LinkedInを使ったOB訪問相手の探し方、メッセージの送り方、注意点を28卒向けに詳しく解説します。

💡 ポイント: LinkedInはMatcherより外資・グローバル企業に強いです。国内大手・日系企業はMatcherやビズリーチ・キャンパスと使い分けましょう。

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LinkedInでOBを探す手順

ステップ1:LinkedInアカウントを作成・プロフィールを充実させる

LinkedInに登録し、以下の情報を丁寧に入力します。

  • 大学名・学部・学年
  • 興味のある業界・職種(About欄に記入)
  • インターン・アルバイト・サークル等の経験
  • 日本語と英語の両方でプロフィールを作成する(外資系志望の場合)

ステップ2:企業名で検索する

検索バーで「会社名 + 社員」で検索します。「People」タブをクリックして人物検索に切り替えることで、その企業の社員一覧が表示されます。

ステップ3:ネットワーク経由でアクセスする

「2次つながり(共通のつながりがいる人)」は最も接触しやすい相手です。共通のつながりに「○○さんを紹介してもらえますか?」と頼む方法も有効です。

ステップ4:メッセージを送る

つながっている相手にはメッセージを無料で送れます。つながっていない相手には「InMail」(有料機能)または接続リクエストを送ってから連絡します。

LinkedInでのOB訪問依頼メッセージ例文3パターン

パターン1:外資系企業の社員への英語メッセージ

Dear [Name],

I hope you are doing well.
My name is Taro Tanaka, and I am a third-year student at [University Name] 
in Japan, currently exploring career opportunities in [industry/field].

I came across your profile on LinkedIn and was impressed by your career 
path at [Company Name]. I would be very grateful if you could spare 30 
minutes for a brief conversation about your career journey and your 
experience at [Company Name].

Would it be possible to schedule a virtual call at your convenience?

Thank you very much for considering my request.

Best regards,
Taro Tanaka

パターン2:日本法人の社員への日本語メッセージ(InMail)

はじめまして。○○大学3年の田中太郎と申します。
LinkedInでのご登録を拝見し、ご連絡申し上げました。

現在、就職活動の一環として○○株式会社を志望しており、
実際に働いていらっしゃる方のリアルなお声をお聞きしたいと思っております。

30分程度、オンラインでお時間をいただけますでしょうか。
お忙しい中恐縮ですが、ご検討いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。

パターン3:接続リクエストに添えるメモ

はじめまして。就活中の○○大学3年生・田中太郎と申します。
○○社の○○部門での御経験に興味があり、
OB訪問でお話を伺えればと思い、つながりを申請しました。
よろしくお願いいたします。

💡 ポイント: LinkedInのメッセージは簡潔さが命。200〜300字(英語なら100〜150ワード)を目安にしましょう。

LinkedInとMatcherの使い分け

比較項目 LinkedIn Matcher
外資系・グローバル企業 非常に強い 弱め
日系大企業 中程度 強い
使いやすさ やや難しい 非常に簡単
費用 基本無料(InMailは有料) 無料
安全性 本人確認なし 比較的高い

LinkedInを使う際の注意点

プロフィールの公開設定を確認する

LinkedInのプロフィールは、誰でも見られる公開設定になっている場合があります。就活状況を公開したくない場合は「プライベートモード」で閲覧し、接続リクエストの設定を調整しましょう。

返信率は高くない

LinkedInのメッセージ返信率は、Matcherと比べると低い傾向があります。10〜20人に送って1〜3人から返事が来ることを想定して、複数人に連絡しましょう。

スパム的な使い方はしない

同じ文面を大量の人に送ることは、Linkedinのポリシー上リスクがあります。相手のプロフィールを読んで個別化したメッセージを送ることが重要です。

よくある質問

Q1. LinkedInは英語で使う必要がありますか?

日本語での利用も可能です。日本法人の社員へは日本語、外国人や外資系の社員へは英語でメッセージを送ることが一般的です。

Q2. LinkedInのプレミアムプランは必要ですか?

無料プランでも基本的な機能(検索・接続リクエスト・メッセージ)は使えます。InMailを多く使いたい場合は有料プランが必要ですが、就活の範囲では無料プランで十分です。

Q3. LinkedInで知り合ったOBとの情報は信頼できますか?

LinkedInは本名・職歴を登録するため、Xよりは信頼性が高いです。ただし完全な本人確認ではないため、会話の中で所属・経歴を確認する姿勢を持ちましょう。

Q4. 接続リクエストを無視されたらどうすればいいですか?

別の人に接続リクエストを送りましょう。返事がない場合の再送は1回まで、かつ1週間以上間隔を空けることがマナーです。

Q5. 外資系企業志望ならLinkedInを必ず使うべきですか?

強く推奨します。外資系は採用担当者自身もLinkedInを使っているため、活発なプロフィールは選考でもプラスに働く場合があります。

参考記事・おすすめサービス

28卒が今すぐできるOB訪問アクションプラン

OB訪問を効果的に進めるためのステップ別アクションプランをまとめました。

ステップ1(今週中):OB訪問の目的を整理する

「この訪問で何を解決したいか」をA4用紙1枚に書き出しましょう。

  • 志望動機の深掘りをしたいのか
  • 仕事内容の実態を確認したいのか
  • 選考対策(ESや面接練習)のフィードバックが欲しいのか
  • 社風や企業文化を確認したいのか

目的が明確になれば、どんなOBに話を聞くべきかも自然と決まります。

ステップ2(来週中):OBリストを作成する

以下の方法で訪問候補のOBリストを作成しましょう。

方法 特徴
Matcher 幅広い業界・企業のOBにアクセスできる
ビズリーチ・キャンパス 同じ大学のOBを探しやすい
大学キャリアセンター 大学公認のOBリストを活用
LinkedIn 外資系・グローバル企業に強い
説明会・インターン 直接つながりを作れる

ステップ3(2週間以内):OB訪問の依頼メールを送る

5〜10人に同時にメッセージを送りましょう。承諾率は40〜60%を想定し、複数の返事を目標にします。

ステップ4(訪問後):情報を整理してESや面接に活かす

OB訪問後48時間以内に、得た情報を以下の観点で整理しましょう。

□ 志望動機に追加できる情報はあったか
□ 面接での逆質問に使えるネタはあったか
□ ESに引用できる具体的なエピソードはあったか
□ 業界・企業の理解が深まった点はどこか

💡 ポイント: OB訪問の情報は「使ってナンボ」です。訪問しただけで満足せず、必ずESや面接の準備に反映させましょう。

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OB訪問と並行して使いたい就活ツール・サービス

企業研究に使うツール

  • マイナビ就活:業界・企業の基本情報収集
  • リクナビ:エントリー・説明会管理
  • OpenWork:社員のリアルな口コミ
  • 四季報オンライン:定量データで企業を比較

OB訪問に使うサービス

  • Matcher:最大規模のOB訪問マッチングアプリ
  • ビズリーチ・キャンパス:大学連携型で信頼性が高い
  • doda campus:キャリア相談機能も充実
  • LinkedIn:外資系・グローバル企業向け

ES・面接対策に使うツール

  • ワンキャリア:内定者ESの実例を確認
  • 就活会議:OB体験談・企業口コミを参照
  • マイナビ就活 面接対策:面接の準備を体系的に

OB訪問はあくまで就活の一つのピースです。企業研究・ES作成・面接対策と組み合わせて、総合的な就活力を高めていきましょう。

OB訪問に関するよくある疑問をさらに深掘り

「OB訪問は必要?」という疑問への最終的な答え

結論から言えば、OB訪問は「やらなくていい理由がない」行動です。特に28卒の就活は競争が激しく、同じ業界・同じ企業を志望する学生が増える中で差別化が求められます。

OB訪問をした学生と、していない学生の差は主に以下の3点に現れます。

  1. 志望動機の説得力:「社員の方から伺った話」という一次情報があるかどうか
  2. 逆質問の深さ:「OB訪問で気になったこと」を起点に深掘りできるか
  3. 企業理解の立体感:表向きの情報だけでなく「本音の情報」を持っているか

就活スケジュールの中でOB訪問をいつやるか

28卒の場合、OB訪問を始めるベストタイミングは**3年生の6〜7月(インターン解禁前後)**です。

時期 OB訪問の目的
3年6〜9月 業界絞り込み・業界理解の深化
3年10〜12月 志望企業の絞り込み・企業文化の把握
3年1〜2月 第一志望の深掘り・面接準備
3年3月〜 選考直前の最終確認・逆質問の磨き上げ

早く始めるほど多くのOBに訪問でき、情報量が増えます。

💡 ポイント: OB訪問は「就活解禁後(3月)」を待つ必要はありません。インターン時期から始めることで、就活本番に向けた強固な企業理解が積み上がります。

OB訪問の情報管理術

複数のOBに訪問すると、情報が混在して整理が難しくなります。以下の方法で管理しましょう。

推奨管理方法(スプレッドシート

| OB名 | 企業名 | 部署 | 訪問日 | 主な話題 | 面接で使えるポイント | お礼送付 |

このような一覧表を作ることで、複数のOB訪問の情報を比較・参照しやすくなります。

OB訪問を「キャリア資産」として長期に活かす

OB訪問は就活のためだけでなく、入社後のキャリア形成にも役立ちます。

  • 入社後の上司・先輩との良好な関係:OB訪問でお世話になった社員が同僚になることがあります
  • 業界ネットワークの形成:Matcherで知り合ったOBが別の企業のキーパーソンになることも
  • 転職市場での情報収集:数年後の転職を検討する際、以前OB訪問した社員に再連絡できます

OB訪問で築いた関係は、就活を超えた長期的な資産になります。

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参考になる統計データ(2024年度版)

データ 数値
OB訪問を3回以上した学生の内定率 78%(Matcher調べ)
OB訪問を1回もしなかった学生の内定率 52%(同)
内定者がOB訪問で最も役に立ったと答えた情報 「入社の決め手」「職場の雰囲気」
OB訪問後にお礼メールを送った学生の割合 67%
採用担当者がOB訪問の実績を評価すると回答した割合 73%(コンサル・商社)

これらのデータは、OB訪問が単なる「就活の慣習」ではなく、内定率に直結する具体的な行動であることを示しています。

まとめ:今日からできるOB訪問の第一歩

OB訪問を始めるために今日できることは以下の3つです。

  1. Matcherに登録する(無料・5分で完了)
  2. 志望企業のOBを3人リストアップする
  3. 依頼メッセージの草案を書く

最初の一歩を踏み出すことが、OB訪問成功の最大のカギです。