【28卒】就活でOB・OG訪問を活かして企業理解を深める完全ガイド

OB・OG訪問は「やった方がいい」とわかっていても、依頼の仕方・質問内容・マナーがわからず後回しにしている就活生が多いです。28卒向けに、OB訪問の設定から活かし方まで、実践的に解説します。

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OB・OG訪問が企業理解に不可欠な理由

採用担当者が公式説明会で話す内容には限界があります。「現場の雰囲気」「実際の業務内容」「ここだけの話」は、OB・OGからしか得られない情報です。

マイナビの調査(2024年版)によると、内定承諾者の約**62%**がOB・OG訪問を実施していたという結果があります。一方で、OB訪問未実施の学生が同企業から内定をもらう確率は大幅に下がる傾向が確認されています。

OB訪問で得られる主な情報:

  • 面接で実際に聞かれた質問(選考情報)
  • 入社後のリアルなキャリアパス
  • 職場の人間関係・文化
  • 残業・働き方の実態
  • 部署間の違いや配属の実態

OB・OG訪問の設定方法

方法1:Matcher(最もハードルが低い)

Matcherは、OB訪問専用のマッチングサービスです。大学・学部・志望業界などで絞り込んで、働く社会人に直接メッセージを送れます。

特徴:

  • 登録無料
  • オンライン面談が中心で日程調整しやすい
  • 自分の大学のOBOG以外にも依頼できる
  • 業界・職種・企業名で検索可能

方法2:ビズリーチキャンパス

ビズリーチキャンパスは、自分の大学のOBOGと繋がれるサービスです。同じ大学出身者に限定されるため、より親身に話を聞いてもらいやすい特徴があります。

方法3:大学のキャリアセンター

大学のキャリアセンターには、企業に就職したOBOGのリストが登録されています。特定企業に就職したOGを紹介してもらえることがあります。

方法4:LinkedIn・SNS

LinkedInで志望企業の社員に直接コンタクトする方法もあります。ただし承認率が低いため、他の方法と並行して試みましょう。

方法5:教授・ゼミのつながり

研究室の教授が業界のOBOGを知っている場合があります。特に理系・研究職志望の場合は有効なルートです。

OB訪問の依頼メール・メッセージの書き方

依頼メッセージは簡潔かつ丁寧に書くことが重要です。

例文1:Matcherでのメッセージ(初回コンタクト)

「はじめまして、○○大学3年の山田太郎と申します。28卒として就職活動をしており、貴社の○○事業に強い興味を持っております。もしよろしければ、30分程度お時間をいただき、現場のお仕事についてお話を伺えますでしょうか。お忙しいところ恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。」

例文2:メール(大学経由)

「件名:OB訪問のお願い(○○大学○○学部 山田太郎)

○○株式会社 ○○部門 ○○様

突然のご連絡を失礼いたします。○○大学○○学部3年の山田太郎と申します。大学キャリアセンターを通じて、○○様のご連絡先を教えていただきました。

私は28卒として就職活動中であり、貴社の○○事業に強い関心を持っております。就活サイトや説明会の情報では知り得ない、現場のお仕事の実態をぜひ伺いたく、30〜45分程度のお時間をいただけないでしょうか。

ご都合の良い日時をいくつかご提案いただけますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。」

例文3:断られた場合の再依頼

「ご返信いただきありがとうございます。ご多忙の中、ご連絡いただき大変恐縮です。もし今後お時間が取れる機会がございましたら、メールや短時間のオンライン面談でも構いません。改めてご連絡いただけますと幸いです。」

💡 ポイント: 依頼メッセージで「何を聞きたいか」を具体的に書くと承認率が上がります。「業務内容全般について」より「営業職の1日のスケジュールと、やりがいを感じる瞬間についてお聞きしたい」の方が先方も準備しやすいです。

OB・OG訪問当日の質問リスト

業務内容・キャリアについて

  • 1日のスケジュールを教えてください
  • 入社3年目までにどんな仕事を任されましたか?
  • 現在の部署に配属された理由・経緯は?
  • 5年後・10年後のキャリアパスは具体的にどうイメージしていますか?

職場環境・文化について

  • 職場の雰囲気(チームワーク・個人プレー)はどちらが多いですか?
  • 残業時間の実態は採用ページの情報と合っていますか?
  • 社内異動・転勤の頻度はどれくらいですか?
  • 上司・先輩との関係性はどのような感じですか?

選考情報について(最後に聞く)

  • 面接で実際に聞かれた質問の傾向を教えてください
  • 採用担当が重視しているポイントは何だと思いますか?
  • 選考を通過するうえで、「これをやっておくべきだった」と感じることはありますか?

💡 ポイント: 選考情報を聞く際は「差し支えなければ」という一言を添えて聞くのがマナーです。また、選考情報の質問は最後の5〜10分に絞りましょう。最初から選考情報ばかり聞くと印象が悪くなります。

OB訪問後のお礼メール

OB訪問後は24時間以内にお礼メールを送るのが基本マナーです。

お礼メール例文

「件名:本日のOB訪問のお礼(○○大学 山田太郎)

○○様

本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。

○○様から伺った、○○部門での具体的な業務内容と、入社後のキャリアパスのお話は、私の志望動機をさらに明確にするうえで非常に参考になりました。特に「〇〇という経験が今の仕事に活きている」というお話は、自分のこれまでの経験と重なる部分があり、大変励みになりました。

引き続き選考を頑張ってまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

○○大学○○学部3年 山田太郎」

OB訪問の情報を企業研究に活かす方法

情報の記録と整理

OB訪問後すぐに聞いた内容をメモしましょう。以下の項目を記録します:

項目 メモ内容
訪問日時・場所 振り返り用
担当者名・部署 お礼メール用
業務内容の詳細 ES・面接活用
職場環境の印象 志望度の確認
選考のポイント 面接準備用
感じた疑問点 次の質問に

ESへの反映

OB訪問で得た情報は「具体的なエピソード」としてESに盛り込めます。「社員の○○さんから、○○事業が△△という課題に挑戦していると伺い、私の○○という強みを活かせると確信しました」という形で使うと説得力が増します。

ES作成の参考にはワンキャリアの通過例も活用しましょう。

OB訪問でよくある失敗と対策

失敗1:遅刻・ドタキャン

OB訪問の遅刻・ドタキャンは最悪のケースです。採用担当者に報告される可能性もゼロではありません。

対策: オンライン面談のURLは前日にもう一度確認。万が一の緊急事態は当日早めに連絡する。

失敗2:質問が「採用ページに書いてあること」ばかり

「御社の事業内容を教えてください」のような質問はNGです。

対策: 公式サイト・採用ページを読んだうえで「確認・深掘り」する質問を用意する。

失敗3:録音・撮影を無断でする

相手の許可なく録音・撮影するのはマナー違反です。

対策: メモを取ることは問題ありませんが、録音は必ず許可を取りましょう。

💡 ポイント: OB訪問は「情報収集」だけでなく「ファン作り」の機会でもあります。誠実な姿勢で臨んだ先輩が、面接官と同期・上司の関係になることもあります。長期的な人脈づくりとして取り組みましょう。

比較:OB訪問ツールの選び方

ツール 対象 費用 特徴
Matcher 全社会人 無料 幅広い企業・職種、オンライン中心
ビズリーチキャンパス 自校OB限定 無料 親身な対応、大学つながり
キャリアセンター 登録OB 無料 大学公認、安心感がある
LinkedIn 全社会人 無料 外資・グローバル企業に強い

FAQ:OB・OG訪問のよくある疑問

Q1. OB訪問は何社・何人実施すればいい?

志望度が高い企業は2〜3名以上の社員に話を聞くことを推奨します。1人の意見だけでは偏りが生じるため、部署や年次が異なる人に話を聞くと多角的に理解できます。

Q2. 志望企業のOBが見つからない場合は?

同業他社のOBに話を聞くことで業界全体の理解を深められます。また、Matcherで「○○業界」「○○職種」での検索を試みましょう。

Q3. OB訪問の内容は採用選考に影響する?

企業によります。OB訪問で社員が採用担当に報告するケースもあり得ます。「見られていない」と思って油断せず、常に丁寧な対応を心がけましょう。

Q4. オンラインと対面どちらがいい?

日程調整のしやすさはオンラインが優れていますが、リアルな職場の雰囲気を感じたい場合は対面が有利です。可能であれば対面を選び、難しい場合はオンラインで対応しましょう。

Q5. お礼のギフトは必要?

基本的に不要です。メールでのお礼が標準的なマナーです。カフェなどで奢ってもらった場合も「ご馳走様でした」をメールに一言添えれば十分です。

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まとめ

OB・OG訪問は、公開情報だけでは得られない「現場のリアル」を入手できる最強の企業研究ツールです。

  1. Matcherビズリーチキャンパスを使って積極的に依頼
  2. 業務・職場・選考の3軸で質問を準備
  3. 訪問後24時間以内にお礼メール
  4. 得た情報をES・面接に具体的に活かす

28卒の選考本格化前に、ぜひOB訪問を習慣化してください。

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OB訪問で聞いてはいけない・避けるべき質問

OB訪問では何を聞いてもOKではありません。印象を損なう質問や、社員が答えにくい質問は避けましょう。

避けるべき質問10選

質問 理由
「給料は実際にいくらですか?」 直接的すぎる。有価証券報告書で確認すべき
「この会社に入って後悔しましたか?」 回答しにくい。信頼関係ができてから聞く
「ブラックですか?」 ネガティブな聞き方は印象が悪い
「残業はどれくらいですか?」(最初に聞く) 最初は業務内容・やりがいを聞くべき
「他の会社と迷っています」 志望度を疑われる
「今の仕事は楽しいですか?」(Yes/Noで終わる質問) 会話が続かない
「どうすれば内定もらえますか?」 露骨すぎる。間接的に選考のポイントを聞く

代わりに使える上手な聞き方

  • 「残業」→「残業時間については四季報データで確認しましたが、繁忙期と通常期の違いはありますか?」
  • 「給料」→「年収の成長は入社後どのように変化するか、参考までに教えていただけますか?」
  • 「後悔」→「入社前と入社後でギャップを感じた点はありますか?」

OB訪問を断られたときの対処法

依頼しても断られることは珍しくありません。断られた場合の対処法を整理します。

断られた場合の次の行動

  1. 別の社員に再依頼: 1人に断られても他の社員に依頼可能(Matcherは複数人に同時依頼できる)
  2. 会社説明会で質問: OB訪問の代替として、説明会の個別相談タイムを活用
  3. 業界の別企業のOB訪問で代替: 同業他社の社員に業界全体の話を聞く
  4. OB訪問必須とは考えない: 全企業でOB訪問が必要なわけではない。本命企業に集中

💡 ポイント: OB訪問の承認率を上げるには「何を聞きたいか」を具体的に書いたメッセージが効果的です。「30分お時間いただき、○○部門での1日の業務と、入社後の成長機会についてお聞きしたいです」という具体性が承認率を高めます。