就活でWebテストは何社から課せられる?統計データで見る実態

「就活中に何社くらいWebテストを受けるのだろう?」と疑問に思っている28卒の方は多いでしょう。マイナビ2026年版就職活動実態調査(2025年公開)によると、Webテスト・適性検査を受験した就活生の平均受験社数は15〜25社程度とされています。エントリー社数が多い就活生(50社以上)では、30〜40社以上のWebテストを受けるケースも珍しくありません。

また、同調査によると大手企業の約82%、中堅企業の約65%が選考にWebテスト・適性検査を導入しています。つまり「Webテストを一切受けずに内定を取る」ことは、大手を志望する場合はほぼ不可能という状況です。

28卒が本格的に選考に参加する2025年3月以降、多くの学生は数週間で10〜20社のWebテストをこなすことになります。効率的な対策と、テスト疲れを防ぐ戦略が重要です。

💡 ポイント: Webテストは「1社ずつ対策する」のではなく「テストの種類別に対策する」ことが最も効率的です。同じ種類のテストは複数の企業で使い回されるため、一度マスターすれば複数社に通用します。

企業が使うWebテストの種類と採用企業の目安

Webテストといっても種類が複数あり、企業によって採用するテストが異なります。主要なテストと採用企業の傾向を把握することで、対策の優先順位が決まります。

テスト名 提供会社 主な採用企業 特徴
SPI3 リクルートMS 大手全般・中堅企業 最も広く使われる。言語・非言語・性格検査
玉手箱 日本SHL 外資系・大手金融・商社 計算・言語・論理の3セクション
TG-WEB ヒューマネージ メーカー・IT・金融の一部 独自形式で難易度高め
CAB/GAB 日本SHL IT・コンサル系 プログラマー適性・管理職適性を測定
CUBIC ヒューマネージ 中堅企業多め SPI類似だが難易度やや低め
内田クレペリン 日本精神技術研究所 金融・公務員系 1桁の足し算を延々続ける集中力テスト

何社のWebテストをいつ受けるのか:時期別の受験数

28卒の一般的なWebテスト受験タイムラインは以下の通りです。

2024年6月〜2025年2月(インターン選考期)インターンシップへの参加にWebテストを課す企業が増えています。インターン選考でSPIや玉手箱を受験する学生も多く、この時期から対策を始めることが理想です。

2025年3月(情報解禁後):本選考エントリーと同時にWebテストを一斉に受験する時期。1週間で5〜10社分のWebテストをこなすケースも。

2025年4月〜6月(選考ピーク期):大手企業の選考が本格化。内定を複数取る学生は、この時期に合計20〜30社のWebテストを受験していることも珍しくありません。

💡 ポイント: Webテストは受験するたびに気力・体力を消費します。まとめて受けると疲れで正答率が下がるため、1日の受験数は2〜3社までを目安にすることをおすすめします。

テストの種類を事前に調べる方法

どの企業がどのWebテストを使っているかは、以下の方法で事前に調べることができます。

就活会議・ワンキャリアの選考体験談:過去の受験者が「SPI(テストセンター)だった」「玉手箱のWebテストだった」などを書き残していることが多いです。

OpenWorkの選考情報:企業ごとの選考フローに関する口コミが掲載されており、使用されているテストの種類がわかる場合があります。

企業の採用ページ:「適性検査あり」と記載はあっても種類まで書いている企業は少ないですが、一部の企業はSPIやWebテストの種類を明示しています。

効率的なWebテスト対策の立て方

複数のWebテストに対応するには、「的を絞って」勉強することが重要です。

優先度1:SPI(最も多くの企業で使われる。まずここを固める) 優先度2:玉手箱(外資系・金融志望なら必須。計算・論理・言語の3セクションを個別対策) 優先度3:TG-WEB(志望企業が使う場合のみ対策。独自形式のため専用問題集が必要)

SPIと玉手箱の対策を完了させれば、多くの企業のWebテストには対応できます。TG-WEB以降は志望企業に応じて追加対策しましょう。

Webテスト疲れを防ぐ3つのコツ

  1. 受験を土日に集中させない:土日に複数社を受けると集中力が続かず正答率が下がります。平日の午前中(頭が最も働く時間帯)に受験するのがおすすめです。
  2. 受験前日は十分な睡眠を取る:睡眠不足は論理的思考力を著しく下げます。特に重要な企業のテストの前夜は6〜8時間の睡眠を確保しましょう。
  3. 受験記録をつける:どの企業でどのテストを受けたか、自分の手応えはどうだったかを記録しておくと、苦手な問題タイプの特定に役立ちます。

よくある質問

Q:Webテストを何社も受けるのはしんどいですが、何か楽になる方法は?

A:「同じ種類のテストをまとめて受ける期間」を設けると効率的です。例えばSPIを課す企業をまとめてエントリーし、SPI対策が仕上がった時期に一斉受験するといった戦略が有効です。

Q:Webテストを受ける順番に戦略はありますか?

A:志望度の低い企業で先に受験して本番慣れをしてから、第一志望の企業を受験するという「練習→本番」の順番が一般的です。

Q:テストセンターは何回まで受けられますか?

A:テストセンターは基本的に1社1回ですが、別の企業から再度案内されれば受験できます。また、一部の企業では「スコア提出」形式(過去のスコアを提出する)を採用しており、最高スコアを活用できる場合があります。

Q:Webテストは不正行為をしても大丈夫ですか?

A:不正行為(他人に受けさせる・カンニング)は規約違反であり、発覚した場合は内定取り消し・場合によっては法的問題になります。正攻法で対策することを強く推奨します。

Q:Webテストが苦手な場合、Webテストなしの企業だけ受けるのは現実的ですか?

A:Webテストを課さない企業も存在しますが、その数は限られており、多くは中小企業や一部のスタートアップです。大手・中堅企業への就職を目指す場合、Webテスト対策は避けられないと考えましょう。

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